さて、楽しみにしていた食事はどうでしょうか?
2階のレストランは表通りに面してて、窓側に座れば横を流れる川を眺めながらの食事です。
18:00からの夕食ですが、外はまだ明るいですね。
梅酒の食前酒で始まり・・・。
小鉢の中は、エノキの松の実和え。
いい味してます。
タコの有馬煮は、味がよくしみておいしい。
先附は枝豆豆腐。
造りは、カンパチ、ひらめ、鮭の3種盛り。
うわぉ、ハモと湯葉の鍋。
肉厚のおいしそうなハモ。
他に黒豚肩ロースの陶板焼きがありました。
冷酒1合、涼しげな徳利で。
大正の鶴と作州武蔵を各1合ずつ。
干しエビごろごろの生姜炊き込みご飯はおいしかったです。
味付け良く、素材もそこそこ良いものですが、特に驚く内容ではありません。
浜子料理長の食事に驚き、感激、舞い上がったものですが、これは以前の話。
夕食時、女将もベテラン仲居さんに交じってお客へサーブ。
馴染客でもないのに、「以前も来られたね」と、ベテラン仲居さんから声がかかる。
二人で亡くなられた浜子料理長を懐かしむ。
お会いした事はなかったけど、出された料理を見て、こんな方かな?と、想像が膨らんでました。
朝食はいつも同じ、変わりはありません。
う~ん、ごはんが目的でこの宿に泊まろうとは思わない。
建物は古いけど、清潔さ、掛け流しの内湯、女将の笑顔、話上手なベテランスタッフ・・・。
湯原で泊まるなら、やっぱりここかな。
でも、近場でおいしい料理を食べたい・・・と、思う宿の選択肢からは外れてしまいました。