3月10日は、 「横浜三塔の日」として横浜の三つの歴史的建造物の「キング塔・クイーン塔・ジャック塔」巡りのイベントが開催されました。
横濱のシンボルである、神奈川県庁(キング塔)と横浜税関(クイーン塔)・横浜市開港記念館(ジャック塔)の『横濱三塔』を一望出来る3か所のスポットを巡ると、願いが叶うとの伝説があり、毎年多くの観光客などで賑わいます。
この日は、3.10より一日早かったが、朝から生憎の雨模様の中を、久しぶりの夜の三塔めぐりをして濱のナイト風景を楽しみながら雨の横濱を散策してみました。
みなとみらい線の日本大通り駅を降りるとコンコースにある三塔広場では、三塔を描いたタイル壁画や写真展が開催されていました。
地上に出ると、冷たい雨模様でしたが、ライトアップされた神奈川県庁(キング塔)は、王様らしい風格で光り輝いており、中央郵便局から開港資料館よりの第1の一望スポットに立ってみました。
県庁から見る横濱開港記念館(ジャック塔)も、昼の顔とは全く違った鋭いジャックナイフのような尖鋭さを見せており、国の重文に指定されているその姿は、実に美しい・・・
象の鼻パークへと移動すると、今度は横浜税関(クイーン塔)が、Queenらしい優雅な姿を見せており、高さではキング塔を凌ぐ一番高い塔として塔頂の形もイスラム寺院を思わせる色合いも素敵です。
象の鼻にある第2の一望スポットに立つと、春雨に煙る中で赤レンガ倉庫やランドマークなどのみなとみらいエリアの美しい夜景が拡がっていた。
一方、大桟橋には大きな船が接岸しており、第3の一望スポットである大桟橋の「くじらの背中」へと向かってみると、人影はほとんど無かったが、初代の飛鳥号である豪華客船「アマデア」号やクルーズ船「コロンバス」号が、接岸しており、その雄大な姿は過っての女王らしい風格を感じました。
また、山下公園側では、氷川丸やマリンタワーが夜の姿になって光り輝いていたが、風雨も強くなり、急ぎクジラの背中から駆け下りて象の鼻パークへと戻った。
横濱の歴史の生き証人でもある三塔を巡り、もっとも港横浜らしい雨の夜景を楽しんで、関内通りを経て関内駅へと戻ったが、JazzBarなどが並び横浜の夜は、「街の灯りがとてもきれいな ブルーライトヨコハマ」そのものでした。