MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

ぶらり散策~真鶴半島

2012年03月17日 | まち歩き

湯河原梅林を訪ねた後、幕山山頂からの真鶴半島の眺めに魅かれて、快晴の陽の温もりを感じて真鶴岬へと向いました。

真鶴半島は、県立公園として豊かな自然林や蒼い海岸風景が素晴らしく、特に岬の三ツ石海岸は、 「かながわ景勝50選」にも選ばれている絶景ポイントであり、久しぶりにワクワクするほどの名所である。

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真鶴駅から、真鶴港へと急坂を駆け下りると穏やかな漁港風景が拡がり、魚市場もひっそりと閉ざされていました。

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漁港の前には、「しとどの窟」があり、案内板によると源頼朝が石橋山の戦いに敗れて、この場所の岩屋に身を隠していたところだそうで、大庭景親の追手が覗き込んだときに、シトトという鳥が出てきたことで、難を逃れたという伝説のスポットだそうです。

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その先の高台の上には、貴船まつりで有名な「貴船神社」があり、急階段の両側には石灯篭が並び河津桜が美しい境内で、稲荷大神や神輿が祀られていました。

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琴ヶ浜海岸に出て遊歩道を走っていると、波もなく遠くには湘南海岸が望まれており、午後の陽を浴びて実に美しい海岸風景が拡がっていた。

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この後、急坂のつづら折りの急坂道を登り、御林と魚付き林の自然林が続いており、約2Km弱でケープ真鶴を経て間もなく三ツ石海岸が視界に飛び込んできました。

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海岸へ降りる手前には、幕末の台場(砲台)の遺跡があり、江戸時代末期にここから海の防御を行っていたようです。

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階段を下りると三ツ石(笠島)が目の前に延びており、幸運にも干潮となっており三ツ石までたどり着くことが出来ましたが、4、5人の釣り客もいましたが、見る見るうちに潮が満ちてきたので早々に引き上げていた。

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三ツ石は、日の出時には、絶景が望める名所となっており、絶景が望めるようです。

三ツ石取りつきに戻ると、丁度日の入り時となり、箱根山系に沈むダイヤモンドが輝いていた。

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名勝三ツ石に別れを告げて、波打ち際の潮騒遊歩道を歩くが、整備された散歩路や階段を昇り降りして番場浦に着くと、珍しく石の浜となっておりその奥には、江戸城の石垣の石切り場跡がありましたが、何故か変わった石の切り方だったようです。

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さらに番場浦遊歩道、森林浴遊歩道など豊かな自然林の中を走り真鶴駅へと戻ってきた。

短いジョギングコースでしたが、源頼朝のゆかりの町での歴史・文化と自然を堪能することができた。

コメント (2)
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