MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

ぶらり散策~横須賀隧道巡り

2012年03月24日 | まち歩き

歴史の町・横須賀には、スケッチやイベントなどで度々訪れていたが、海あり山あり坂ありの変化に飛んだ魅力たっぷりの好きな街の一つですが、トンネルが日本一多いとつい最近聞いて、満開の田浦梅の里を訪れた機会に、隧道(トンネル)巡りを試みてみました。

先に、市の観光資料「横須賀トンネルマップ」を取り寄せてみると、何と横須賀には大小合わせて約200近いトンネルがあるそうで、それも横須賀開港以来、発展に寄与した歴史的遺産となっているものなど魅力的なものが多いと聞き、散策を思いついた。

その第1回として、JR田浦駅から追浜駅までの「谷戸の古隧道を巡るコース」を散策してみました。

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田浦梅林の入口であるJR田浦駅では、ホームを挟むように「田浦隧道・七釜隧道」があり、七釜は現在使われていない隧道を含めて3本、田浦もホームに繋がっているが、停車時にも車両はホームの中でした。

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田浦梅林に向かう道は急坂・急階段の連続で、これほど激しい変化が多い地形だとは想像もしていなかったが、トンネルが多い理由に納得して、隧道巡りに興味が湧いてきた。

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駅を出てすぐに、「吾妻隧道」「なが釜隧道」に出会い、その隧道の多さに驚きながら梅林へと向かうが、住宅街はとにかく旧階段ばかりでどれほど不便なのだろうかと思いつつジョグって急坂に挑戦・・・

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梅の里(梅林)を散策後、16号線に戻ると最初に「船越隧道」を目にするが、新旧のトンネルの海側に、現在廃道となっている素掘りの隧道があり封鎖されていましたが、坑口前には、関東大震災の供養塔があり、歴史的遺産となっているようです。

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隧道を過ぎると、珍しい高台の上に鳥居を見つけて参道の階段を登ってみると、「船越神社」があり立派な社殿と神輿殿、稲荷社が鎮座しており参拝・・・

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もう一つ境内には、庚申堂があり帝釈天・青面金剛・猿田彦命の石像があり、徳川時代の作品だそうで船越の守護神となっているそうです。

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長浦湾に出ると、旧海軍工廠造兵部や工場跡、ガントリークレーンなどの歴史遺産が点在しており、懐かしくレトロ感覚を楽しみながら走っていると、岸壁には話題の新掃海艇の「えのしま」が接岸していました。

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しばし、遠望ながら眺めていたが、FRP製の新型掃海艇でこの日に横須賀に配備されたばかりで、歓迎式典を終えたばかりだったようで、非常にラッキーな出会いでした。

古道へ戻り追浜方面へ進むと、険しい高台が続きその下を潜るように産業道路には、「日向隧道」があり、過っては防空壕があった跡を埋め戻したそうです。

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旧道へもどり「梅田隧道」では、小さなトンネルですが、素掘りのトンネルだそうで、内部はセグメントを張った温もりを感じる装備でした。

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その後、能永寺に立ち寄ると、地蔵十王図や仏足石など珍しい文化財を拝観させてもらいましたが、「仏足石」は、釈迦尊の足裏を刻んだ石(跡)だそうで、瑞相が描かれています。

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さらに、「榎戸隧道」、「筒井隧道」を抜けていたが、何れも坑口は綺麗に改装されていたが、明治後期、昭和初期のもので、数多い隧道な中で最も小さい隧道だそうです。

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この日は、京急追浜駅に着いて帰路についたが、多くの隧道の極一部を巡ったに過ぎず、その魅力に嵌っていたので、第2弾、第3弾をいつの日か巡ってみたいと考えている。

あの「これっきりですか・・・・もうこれっきりですか・・急な坂道駆け登ったら 今も海がみえるでしょうか??ココハヨコスカ」の横須賀ストーリーの情景を実感していたが、益々横須賀にはまりそうな一日でした。

コメント (2)
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