MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

全国体力テスト

2013年12月18日 | スポーツ

先日、文部科学省から今夏に実施された平成25年度の全国子供体力テストの結果が発表された。

地域の運動習慣の普及・推進を図り体育指導に関わる一員として、その結果について大変興味をもち注目していた。

実技調査では、小学生・中学生ともに、握力、上体起こし、長座体前屈、反復横跳び、20mシャトルラン、50m走、立ち幅跳び、ソフトボール投げの8種目で行われた。
当日は、測定員とともに地域の小学校の実技に立ち会っていたが、参加した子ども達の真剣な表情が忘れられない・・・

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統計として対象になるのは、小学5年生と中学2年生であるが、地域の小学校では、1年生から6年生まで全員参加で記録に挑戦していました。

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50M走では、練習を重ねてきたという児童たちが、競走ではなく自らの記録に真剣に挑戦していましたね  

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反復横跳びでは、測定員の説明を聞きながら1年生から6年生まで、慣れない運動に戸惑いながら挑戦していたが、野球やサッカーで運動習慣のある子は、さすがに動作が俊敏でした。

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上体起こしでは、必死になって取り組むも一回も起きられない子や10回を超える子など、その差も低学年では歴然としていました。

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都道府県別の順位では、今年も我がふるさと福井県が小学生では男女とも5回連続で1位となっており、中学生も男女ともに2位と、全国のトップクラスの成績だったようです。

一方、我が県 神奈川県は、小学生が男女で41位、46位、中学生も44位、46位と何れも全国平均を大きく下回り低位レベルとなっており、一体この差はどこから来るのだろうか?と疑問を持たざるを得ない。

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報道によると、上位県では独自の体力テストを行って体力向上に成果を出しているそうで、運動習慣の有無が大きく影響していることは否定できないようだ。
体育の授業以外に全く運動しない生徒が増加傾向にあり、特に都会生活では総運動時間が低く、体力向上につながる生活習慣・運動習慣が影響しているようだ。

一方、最近は中高齢者の体力維持・向上に向けて、新体力テストが実施されて、国民の体力・運動能力を調査し、生涯スポーツへの指導に活用するべく、行政も取り組んでいるようですが、まだまだ、一般市民の意識が低いのが現状ではないだろうか?

我々社体協としても、日頃スポーツを通じて健康で明るい生活の維持のため、様々なイベントを企画し呼びかけを行っているが、現状はまだまだ参加意識が低いと感じている。

先日、今年も人間ドックに入り、健康チェックや体力テストを受けてきましたが、幸いにも握力・上体起こし・長座体前屈・開眼片足立など、全てにおいて平均レベルを超えていたが、これも日頃の運動習慣の賜と感じているところである。

健康長寿の三要素は、①適度な運動、②栄養バランスのとれた食事、③十分な休養 と言われているが、常に自己の体力を知り、3要素の必要なレベルを確保することだと理解しており、仲間や子ども達への指導をしていきたいと考えている・・・

コメント (2)
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