MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

一期会春季展示会・東京都美術館

2017年02月21日 | アート・文化
上野の東京都美術館で開催されている絵画展の「一期会春季展」を観に行ってきました。
今年も水彩画・油彩画・日本画・和紙画など多彩な画が約300点が展示されていました


 広い会場には絵画ファンが沢山見えており、親近感のある作品も多く約1時間かけて会場を巡りながら鑑賞していました。



多くの秀作の中で自分好みの「陽だまりの裏通り」には、構図や日陰の表現、筆タッチなど見習いたい感動の作品でした。


興味のあった点描水彩画の「吉野桜」、「遥かな戦場硫黄島」も、桜の立体感や満開の桜の表現に魅せられましたね~


滲みとぼかしをを巧みに取り入れた花の表現にも魅かれましたね~

多くの秀作品から感動やヒントを受けながら会場を一巡りして、上野公園をブラ散歩してみました。
この日も博物館への入門にも長い行列が出来ていましたね。
 表門から眺める表慶館の景観も明治時代の洋風建築ですが、そのモチーフとして魅力を感じますね。

国立博物館の敷地内にある黒門(旧因州池田屋敷表門門)は閉ざされていましたが、黒門の両側には唐風造りの番所と共に大名屋敷門として格式がありますね~


上野の「上野大仏」では、受験シーズン真っ最中で多くの受験生の参拝シーンが見られましたが、関東大震災で頭部が落ちた為に、 ”これ以上落ちない”という縁起を担いで合格祈願の人気スポットになっています。




上野の名所のサクラ並木では、基準木の桜はまだ固い蕾状態でした・・・・

一方、寒肥桜は大きく蕾が開き見頃間近でした。


早咲きの河津桜も見頃となっていました。


また、桜並木から清水坂を登り広重の浮世絵にも描かれた「月の松」の清水観音堂の舞台へ・・・・



「月の松」の輪のセンターに弁天堂を望める光景は、江戸時代の植木職人が技を凝らして造形された凄ワザですね。


上野美術館の前には、ロダンの素晴らしい彫刻が展示されており、「考える人」「カレーの市民」など どの作品もその肉体美や顔の表情などその背景などが読み取れますね~




上野公園の素晴らしい春のアートを堪能しました。
コメント (2)
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