MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

鎌倉衣張山トレラン~名越切通

2017年02月03日 | ジョギング
鎌倉衣張山ハイキングコースの「パノラマ台」で一休みした後、 「お猿畠の大切岸」から「名越切通」へと向かいました。
パノラマ台から尾根道を下るとすぐに、かつて石切場であった「お猿畠の大切岸」の岸壁が約800m続く遺構となっています。



岸壁の下には遊歩道が出来ておりのんびりと観て歩けますが、迫力ありますね~。


大切岸の先には、2基の珍しい形の石廟が並びますが、鎌倉時代の火葬骨を納めた石造墳墓堂だそうで貴重な文化財に指定されています。

連れのダックもこれって何?と関心を持っていましたね(笑)

大切岸が続く法性寺へ向かうと、墓地の周りにも迫力ある石切跡が連なり大きなやぐらのような洞窟が出来ています。

法性寺の奥ノ院に参拝して左手の「山王権現社」への石段を上ると、立派な五重塔や石祀が建てられており、絶景ポイントでした。



奥の院の上り階段脇には、猿に縁のある山王権現らしく子猿を抱いた「子育て猿地蔵」の石碑が立っています。


法性寺から名越切通への道に戻り、現在は閉鎖中の「まんだら堂やぐら群」に立ち寄ってみました。
入口の門から眺めたまんだら堂のやぐら群ですが、堂跡には大小150穴以上のやぐらが見えました。
昨秋には、入りましたが、櫓一つ一つの中に在る石塔は見応えありますね~


坂道を下った先には鎌倉七口の一つの「名越切通」があり、鎌倉幕府の防衛遺構としての要所です。

鎌倉側から見た第一切通しですが、人ひとりがやっと通れる狭さでした。

逗子側から見た光景です。

折り返して鎌倉へと狭隘な道を下り第二切通し、第三切通しが残されていました。




名越切通しから鎌倉方面に下りると住宅街には、河津桜が見頃となって疲れも忘れる美しさでした。


快晴のハイキングコースを走りながら鎌倉の歴史的景観を存分に楽しめました。
コメント
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