MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

浜降り祭・2017

2017年07月17日 | まち歩き
湘南に夏本番を告げる暁の祭典「浜降祭」が茅ヶ崎西浜海岸で行われ、早朝から茅ヶ崎海岸へポタリングしてきました。

「浜降祭」は、茅ヶ崎、寒川の34社、39基の神輿が未明に神社を宮出しして、茅ヶ崎の海岸に5時から相次いで到着し、134号線に設置された一の鳥居から入り、次々と海に入り禊ぎを行うという、伝統の祭りで「かながわの祭り50選」にも選ばれています。

「浜降祭」は、140年前に鶴嶺八幡宮の「みそぎ祭」と寒川神社の「御礼参り」が合体して今日の「浜降祭」となった伝統の祭だそうです。

茅ヶ崎西浜海岸に着いた時には、各社の神輿が次々と水辺に下りてみそぎを終えて海岸に集結していました。




浜降祭の発端となった「鶴嶺八幡宮」は3時過ぎに宮出しして浜に到着し禊ぎを終えると祭りは最高潮に達していました。


別格として列の一番席に坐して豪華絢爛な神輿が並ぶ光景は圧巻でした



34社39基の神輿が揃い会場の広場では雅楽の音が流れて、祭り関係者や観客が見守る中で厳かな式典が始まり約1時間の式典でした。




式典の間には、未明に宮出しした担ぎ手は、近くのサザンビーチや茅ヶ崎漁港などでお休みでしたね~



古式ゆかしい厳粛な式典が行われた後、太鼓の合図で一斉に神輿がお発ちとなり、鶴嶺八幡宮を先頭に、 「ドッコイ・・ドッコイ・・ドッコイソ~レ」と相州神輿独特の威勢のいい掛け声とガツンガツンとタンスの音で三ノ鳥居をくぐって海へと向かいます。


相模国一之宮の「寒川神社」の神輿が発輿すると、多くの観客も付いてまわり大混雑となっていましたが、金色に光り輝く神輿が威勢よく進む姿は、圧巻でした。






鶴嶺八幡宮や寒川神社などが発輿した後には、九社の神輿が並び一斉に発輿するクライマックス・シーンも見応えありました。

三ノ鳥居をくぐり砂浜へ次々と向かうと、大観客が神輿を取り囲んで担ぎ手と観客が一体となって水辺へと進みますが、残念ながら海に入水して禊ぎを受ける神輿は少なかったですね。


入水した神輿は波を受けながら宇来たり沈んだりを繰り返し、大きく傾く神輿も見られ海水をどっぷりと被っていました。





海中渡御を終えて引き揚げる各社の神輿も熱気あふれる勇壮な姿で観客からエールが送られていましたね~



熱中症を心配される猛暑の中で担ぎ手の皆さんの苦労を想いながら、神輿の発輿を見送って湘南海岸をひた走りでした。
コメント (2)
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