鎌倉永福寺跡で一休みして獅子舞の紅葉の谷から天園コースを経て覚園寺を巡ってきました。
永福寺跡から二階堂川沿いの道を進みますが、谷道の山肌から流れる水で所どころぬかるみとなって足を滑らせて危険な道が続きます。
谷道から獅子舞の谷へ上るとイチョウの葉が落ち始めて落葉道となっています。
その先の山の一角には、高木のモミジが赤く染まり始めたモミジの森となってフォトスポットとなっていました。
モミジの森には、獅子が舞うような岩があり、「獅子舞」の名前の由来となっているようです。
森から天園まで急階段を約15分上ります。
鎌倉アルプスの天園ハイキングコースの天園峠に出ると、鎌倉の市街地や鎌倉海岸が望めるパノラマ風景が望めます。
天園から岩肌を削った変化の激しいアップダウンの尾根道が続きますが、横浜市内や相模湾の眺望を見ながら鎌倉アルプスの最高峰の大平山(159m)へと進みます。
大平山の先の分岐点から覚園寺方面への山道を下ります。
分岐点から少し下ったところに大小のやぐら群が見られ、鎌倉では多くのやぐらがありますが、鎌倉一番多いところで「百八やぐら」と称されています。
百八やぐらから岩肌が迫る切通しの道を約10分下ります。
途中には、台風で倒木した大木も見られます。
下り切った下山口の一般道の分岐点には、道祖神や石仏が並び癒されていました。
覚園寺の山門をくぐると愛染堂前のモミジ広場では、モミジの大木が大枝を延ばして鎌倉の紅葉の人気スポットと言われる赤く彩られた素晴らしい光景が拡がっています。
境内のモミジが赤く燃えるような素晴らしい景観が見られ、人気スポットでした。
境内には、下層に仏像が彫られた珍しい石の層塔も見られます。
鎌倉の歴史や自然豊かな晩秋の光景に感動したブラ散歩でした。