三渓園の紅葉散策の後、園内の特別警戒されていた「旧矢の原家住宅」を見学してきました。
「旧矢の原家住宅」は、江戸時代後期の入母屋茅葺合掌造りの民家で、白川郷から移設された現存する最大級の民家で国の重要文化財に指定されている豪邸でした。
建物の周りには、紅葉が見頃となってせせらぎの滝が流れ落ちています。
家の中には、豪華な仏壇や囲炉裏、置物、臼、農具が展示されており、当時の豪華な格式高い生活ぶりを図り知ることが出来ます。
軒下には多くの吊し柿が飾られ当時の生活ぶりも偲ばれる光景が見られます。
妻側には、火灯窓(かとうまど)や鼻小屋など、平屋建屋根裏三層の合掌造りの特徴的な景観も見られます
京都の燈明寺から移設された室町時代の建物「旧燈明寺本堂」
本堂前の石造りの阿弥陀仏像?
「三渓園天満宮」
古くから伝わる伝統の自然や建造物の美しさに酔いしれたひと時でした。