東京ミッドタウンを散策後、乃木坂の乃木神社に参拝してきました
「乃木神社」は、明治時代に活躍された軍人の乃木陸軍大将と静子夫人を祀る神社で、今も「乃木坂」の名前の由来となっていて、勝運の神としてパワースポットと言われています。
境内は、静かな聖なる雰囲気を感じられます。
一の鳥居横には、美しいモミジ紅葉が見ごたえある姿でした。
本殿横の摂社「正松神社」は、乃木将軍ゆかりの吉田松陰と松下村塾開祖の玉木文之進を祀る神社で、乃木将軍の人格形成が偲ばれる学問の神様となっています。
拝殿の横には「教育の碑」が立ち、乃木将軍が明治天皇から学習院長に任命された時に、国の将来を担う子供の教育の大切さを詠まれた御製が書かれています。
乃木将軍ご夫妻が崇拝されていた「赤坂王子稲荷神社」もパワースポットとなっています。
旧乃木邸のあった乃木公園内には、大木の紅葉の木が大枝を延ばしてその姿に魅せられていました。
旧乃木邸は、この日は公開されていませんでしたが、フランス陸軍の兵舎を模して造られた黒い壁の邸宅が保存されています
邸宅の横には、「乃木将軍と辻占売少年像」が立ち、金沢を訪れた時に、一家の生計を支えるために辻占売りをしながら一家を支えた少年の姿に感銘を受けた乃木将軍が、少年を励まして金弐円を手渡したと言い伝えられている記念像です。
敷地内にはレンガ造りの厩が残されており、軍馬「壽号」の厩舎だったそうで、当時は「新坂の厩」と言われた名スポットとして130年の歴史が刻まれています。
混乱が続く現代ですが、当時の乃木将軍の人柄を思いやられる機会でした。