MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

湘南海岸ポタリング

2021年05月04日 | サイクリング

快晴のサイクリング日和となり、湘南海岸のサイクリングロードから茅ヶ崎の鶴嶺八幡宮周辺をポタリングしていました。

辻堂海岸へ出ると期待した富士山の姿は見れず、サイクリングロードには、前日の強風により砂山が出来ていて砂道を進むのも大変な苦労でした。

浜辺に出ると、引潮でしたので波打ち際には、広い浅瀬が出来てこの時期としてはサーファーの姿も少ない珍しい光景でした。

しばし、砂浜でサンドアート遊びをしていました

茅ヶ崎のヘッドランド(Tランド)の先には、茅ヶ崎のシンボルの烏帽子岩を望めて、春の陽光と潮風を受けて夏近しを感じさせる雰囲気が感じられます。

サザンビーチまで来ると、「茅ヶ崎サザンC」のサークルCの中心に烏帽子岩が入り、「サザンC」の右側の切れ目を繋ぐと円(縁)になることから、縁結びのフォトスポットとなっています。

茅ヶ崎海岸では、名物のスポーツカイト・凧揚げの光景も見られます。

柳島海岸から海岸を離れて、富士見ポイントの「太陽の郷庭園」に立ち寄ると、元結核療養施設だった南湖院の跡で、現在も病舎が記念館として保存されており、スケッチのモチーフを感じます。

鶴嶺八幡宮へ向かう途中の千の川に架かる鳥井戸橋からは、安藤広重が浮世絵に描いた東海道五十三次の風景画の名所「南湖の左富士」ですが、残念ながら富士の姿は春霞に隠されていました。

鳥井戸橋の東海道の赤鳥居から鶴嶺八幡宮まで約800mの松並木の参道は「八丁松並木」と呼ばれており、途中の太鼓橋から神社へ向かう参道には石灯籠と松が並び天然記念物に指定された素晴らしい景観が残されています。

鶴嶺八幡宮は、応神天皇や仁徳天皇を祭神として祀られており、源頼義が戦勝祈願のため石清水八幡宮を勧請して創建した湘南の名刹となっています。

摂社の淡島神社は、がん封じの御利益あるパワースポットとなっており、可愛い神鳩みくじや癌封じ石が置かれています。

境内には、樹齢約950年、目通り9m、樹高29mのイチョウの木の側枝が叢生して4本の枝がくっついて成長を続けたという珍しい県内最大の巨木で、「県の天然記念物」と「かながわ名木百選」に指定されています。

本殿裏の鉾宮神社は、疫病・厄除けの神で、新型コロナウイルスに負けじと、祈願してきました。

八幡宮近くの龍前院には、三猿庚申塔などが設置されていますが、初期三猿像として非常に古い貴重なもので重要文化財に指定されています。

龍前院の近くには、現在の鶴嶺八幡宮の前身である懐島八幡宮(元八幡)が鎮座し、現在は「本社宮」と改称されて、現在の矢畑地域(懐島郷)の総鎮守として信仰を集めているようです。

境内には、歴史が刻まれた道祖伸や石佛も見られます。

久し振りに緑の風を感じながら湘南海岸と旧東海道沿いの歴史跡を巡るポタリングでした


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