来週から夏休みに入るとともに、各地の公立小中学校のプールが、市民の利用に開放される予定であるが、開放にあたっては事故防止のために、管理指導員が配置される。
以前にも、排水口に児童が吸い込まれて痛ましい事故も発生している。
プールの開放によって親子のふれあいの場として、多くの市民が利用しているが 事故防止に最善の体制が必要となり、管理要員として多くのボランテイアの参加が必須となっている。
体育指導員としての立場で、これまでも長年参加しているが、毎年開放の前には、指導員を対象に、管理要領や緊急時の対応などの講習が行われ今年も参加した。
学校施設も近年、いろいろ設備の改善が行われており、利用しやすくなっているが、安全に利用するための利用者の意識や緊急時の対処方法については、常に高い意識での対応が必要となっているそうだ。
今回も、心肺蘇生法やAEDの使用などの救命処置の基礎知識や救命技術の実践訓練を受けて、再確認した。
頭で何回理解しても、イザその局面になれば、なかなか実践できず、慌てることだろう。
こと人の命に係わる事だ。何回訓練を受けても、充分対応できるかは、自信あるとは言えない。
今回も、プールでの事前確認から始まり、溺れかけている被体験者を救う実践訓練も行われた。
プールサイドに行けば、誰も気が付かなかったが、プール隅のそこには、子供のモデルが沈んでいたのである。いろんな経験を積みながら、事故防止と的確な非常時の対応が出来るべく、貴重な経験を実践した。
今年も事故のない楽しい夏休みになって欲しいと微力を尽くしていきたい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます