「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「なんてったって運動会」

2009年09月20日 | 家族・孫話
              「赤いバトンを手にトップを走る兄ちゃん(選手リレー)」

これ以上の秋の空はない…と思われるほど雲一つない澄み切った青空。
今年から二人の孫が同時に繰り広げる運動会。小3・小1の男の子二人。

プログラムもほどよい間隔で二人の出番がやってくる。退屈どころか油断したらもう走り終えていたりする。
兄ちゃんの徒競走断トツ1位は撮り損なった。失敬。その苦い体験を元に、カー君にはカメラを向けたが、残念ながら遠すぎて鮮明さを欠く。その分成績も2着。とはいっても、カー君のこれまでを考えると、駆けっこの2着はそれはそれは大きな成長の跡である。
       
同じ両親から生まれてきた、同じジジ・ババの孫であり兄弟でありながら、小学生にして早くも根本的な違いを見せられる思いがする。兄ちゃんは、幼い頃からエンジンに手足が生えたような、馬力とやる気と人より一歩前への気持ちが見えていた。
徒競走・障害物競走・花笠音頭、おまけに運動会の呼び物選手リレーを難なくこなす。安心して見ていられる。
弟君は、開会式も、駆けっこも、玉転がしも、虫取り競争も、全て手を添えてやりたくなる。それほど人に遅れるわけではないのに、何故か不安な目で見てしまう。兄ちゃんがあまりにも目立つからなのだろうか。

それでいて、安易な妥協は許さないところがある。お父さんの言いつけでも、自分で判断してやりたくないことはやらない。一方で、自らの空想も交えてそれはそれは面白い話をいっぱい聞かせてくれるカー君。

どっちもどっちもやはり、ほめほめシャワーでそれぞれの得意な分野を伸ばしてやることが肝要なのだろう。ジジ・ババ応援歌の声を高らかにして。

暑い陽差しこそ避けてはもらえるものの、うるさい音楽や歓声に眠りを妨げられながら、兄ちゃん二人の運動会の一日をジジ・ババの腕の中で過ごした悠雅君は、はてさてどちらのタイプになるのやら。

悩みが多少はあるものの、やっぱり秋は、なんてったって「赤勝て!白勝て!」運動会に勝るものはない。



コメント (12)
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