「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「芸術の…」

2009年09月18日 | つれづれ噺
       

お隣、広島県の広島市・呉市・東広島市に囲まれるような盆地に熊野町がある。
日本中の筆という筆はもとより、多く世界に頒布する筆の産地として有名なことはご承知の通り。
人口約26,000人、その内1,500人が筆司という筆づくりの技術者と言われる、まさに筆作りの町。

そこに「筆の里工房」という、熊野筆の歴史資料館や著名・有名人の作品常設展示場がある。
生まれた子供の髪の毛を、初めて切って筆に仕立て上げる記念筆を作成してくれるところとしても有名である。ちなみに、三人目の孫悠雅君も間もなく、ふさふさに伸びた髪の毛を筆に仕立て上げる予定である。
            
最近では多くの、熊野筆を愛好する芸能界の人や著名な作家の作品が展示される。
三年前にもなろうか、歌手の八代亜紀さんの個展を見に行った。世界各国の展覧会で入賞するなど実力の持ち主で、独特の筆遣い・配色など大のお気に入り画家のお一人である。
運良く初日に当たっていて、ご本人のトークショーがある、ご本人の抽選会があるという。

思いもかけないプレゼントに演歌大ファンとしては色めき立つ。
おまけに新聞記者が「今からご本人が自分の作品をここで見られます。一緒に見ている写真を新聞に載せます…」という。これまた嬉しいハプニング。

ステージ衣装・ステージ化粧ではない素顔に近い八代亜紀さんを、間近に感じながら、作品なんか目に入らない。匂い立つような雰囲気・優しい笑顔に、不覚にも舞い上がった。さらにおまけ、100人もいるトークショー抽選会で、当選者3人の中に選ばれた。景品は紅筆だという。カミサンにプレゼントして意気揚々と引き揚げた昔もあったなー。
人並みに芸術の秋を楽しもうと努力したら、意外なおまけが付いてくるかも知れませんぞ~~。ご同輩!
コメント (8)
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