「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「砂浜もひと休み」

2009年09月28日 | 季節の移ろい・出来事
ガンガンに照る太陽があっても、土日の連休でも、人っ子一人いない広い砂浜。
つい先日まで、あれほど芋の子を洗うほどだった水辺。
駐車場が狭い…とぼやいていたお父さん。

9月も終わりとなれば、レストランや物産展をまばらなお客さんが利用している程度。
駐車場も至って自由自在。まさに、今はもう秋 誰もいない海……である。

「潮風公園みなとオアシスゆう」は我が家からクルマで15分もあれば着く。
“ 海を遊ぶ 海に学ぶ 海でふれ合う ”をキャッチフレーズに、夏場は多くの海水浴客で賑わう。季節に合ったイベントも開かれている。

完成して4年にもなろうか。完全な人工海浜・一大土木工事による人工海水浴場である。子供の頃には、この潮風公園のの北側1㎞あたりに、自然の広大な砂浜、自生の松林など、典型的な海水浴場「千鳥ヶ浜」があった。山陽本線の駅が近く、お客も多いことから憧れの海水浴場であった昔を思い出す。

度重なる台風被害による護岸工事。その上企業誘致の目玉として工業団地の為の干拓埋め立て…ついに海水浴場は姿を消した。そして今度は別の場所に、人間の手によって莫大な投資による人工海水浴場の出来。

町村合併によってその潮風公園が岩国市の財産になった。そしたら、今まで海水浴場として使われていた、通津海水浴場が閉鎖され「海の公園」となった。寂れてはいるが自然の砂浜が広がる人工でない海水浴を楽しめる。夏真っ盛りでも、釣り竿が自由に振り回られる広さ。

その海も、やはり深まり行く秋。孫に引かれて散歩する二人以外には、誰もいない。

      ( 写真 : 静かに広がる 誰もいない海 )
コメント (6)
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