ブログ雑記

感じることを、そのままに・・・

評伝”塚越 寛“を読む(斉藤 仁 著)

2025-01-09 22:21:00 | Weblog
伊那市の方が素晴らしい伊那食品工業の庭に咲く花の様子を撮ってFacebookで見せてくれるのでどの様な会社なのか大変興味があった。寒天を作っている会社だとは知っていた。“かんてんぱぱ”と言うネームも知っていた。しかし寒天といえば海藻のテングサを寒い冬に屋外で凍結、乾燥させて作る農家の副業かなと思っていて塚越寛さんが作り上げた“かんてんぱぱ”伊那食品工業の社員の幸せ第一の理念に裏打ちされた会社経営は凄いと思った。会社はどうあるべきか、人はどう生きるべきか、の追求がバクボーンにあって出来上がった素晴らしい会社だった。トヨタ自動車の豊田社長も塚越寛さんの経営方針に敬意を払っていた。楽しい読み物だった。

三木 卓の“ヌートリア”を読む

2024-12-25 00:06:00 | Weblog
本はよく読んでいるが三木 卓の書いたものは初めてだった。履歴を見ると1935年昭和10年生まれの私より五才上で親近感を覚えた。最初のヌートリアは夢の世界かと思ったら病気で身も心もごじゃごじゃになった状態を書いていたのかなと思った。引き込まれた。エッセイのところを読むと、短い文章で的確に書かれている内容に同じ思いが感じられて楽しかった。是非読んでもらいたい一冊だ!
 海底トンネルの造り方も読んだ、水の力でつなぐ沈埋工法、巨大な100mx40mx10mで数万トンもある重量物を水中へ設置してトンネルを造るなんて凄いことだ、想像を超えるような仕事だと思った。




満84才夫婦の食事

2024-12-21 14:41:00 | Weblog
奥さんは84才、私も同い年、二人して自分の体を持て余し気味、立ち居振る舞いに往生している。私は足腰も何とかゆうことを聞いてくれているが奥さんは立ち上がるのに難渋している。それでも財政、洗濯、食事の担当をこなしてくれている。殆ど毎食手作りだ、何にしようか悩んでいるけれど時間がなくても美味しい何かをつくってくれる。美味しいよ、の言葉を言うのも忘れて食べるので、美味しい?どうなの、と聞かれて、旨いからたべ急いでしまった、と言い逃れをしている。感謝は言葉にしなければ伝わらないと何時も思っているのだが口に食べ物が入ると、おいしいの言葉も一緒に咀嚼されて出てこないのだ。作ってくれるものは本当に旨い‼️

ばあさんの手作りパンです🍞









これはうどん県香川の妹からの贈り物
美味かった!