
以前に”飛ぶ”ことに関する本を読んだことがある。
いつも飛ぶ鳥を見ては不思議だと感心させられている。
鳥だけではない。
小さな虫も飛ぶと言う凄い能力もっている。
人間の能力では到底出来ない素晴らしい能力だ。
今度の本は鳥の感覚の世界のことだった。
餌の獲り方、何千キロも渡って行く方向感覚、暗闇で飛ぶ感覚など。
言葉の通じない鳥達の感覚世界を工夫と根気で探って行く
研究者達にも驚かされた。
確かに人間にとって未知のことを解き明かすことは喜びだろう。
そして、それを学問と言うのだろうけれど、果たしてそれは
我々にとってどのような価値があるのだろうか。
考えると益々わからなくなってくる。
しかし、この本を読んでいると自然の不可解さだけはよくわかる。