三浦哲郎の愁月記を読む 2014-01-12 17:49:47 | Weblog この本は埼玉福祉会の大活字本シリーズである。 文字が大きくて年寄りには本当に読みやすかった。 三浦哲郎の作品は初めて読んだ。 読みながら、これが私小説なのだと感じた。 自分の身の回りに起こったことを書いているのだと思うのだけれど “私”と言う領域を超えて訴えてくるものがあった。 文章の素晴らしさが醸し出す香りに浸ってしまったのかも知れない。