ブログ雑記

感じることを、そのままに・・・

“中国の崩壊”を読む

2017-11-11 17:53:18 | Weblog
先日の新聞広告で見た川島博之さんの戸籍アパルトヘイト国家・中国の崩壊を久し振りに買って読んだ。
何時もは少し我慢して図書館の新刊書コーナーに並ぶのを待つのだが、広告を見た時直ぐに読みたくなた。900円と安かったので年寄りにも手にしやすかったせいもあるのかな、、、、いやそれよりも“戸籍アパルトヘイト国家”というコピーに引きつけられたからだ。都市戸籍と農民戸籍の格差の実態!農民戸籍の人は都市の実働部隊にも関わず農民工と呼ばれて4億の都市戸籍の人の生活を差別待遇にも関わらず支えている。それは農民は都市住民になれないという身分制度に縛られいるのと教育を受けていないのでいい職に就けない。こう言った社会の構造の元凶は宋の時代に科挙制度が始まったことによると川島氏は書いていた。この本を読んで今まで疑問に思っていた中国のことが氷解したように思えた。傍若無人なスポークスマンの話し振りの傲慢さの由来が科挙にあったとわかった。読むと面白いよ!