図書館で鼻と言う題名の本を一番奥の棚で見つけた。四年も前の発行にもかかわらず真っさらだった。中学で読んだ芥川龍之介の鼻を思い出した。ウクライナのゴーゴリーという作家の作品だった。この鼻は髭剃り職人に鼻を剃られてしまった書記官の話なのだがある日突然また鼻が元の位置に戻ってきて、何度も何度も鏡を見て確認する様子が書かれていた。解説に面白い、とあったが、読み終えて、、、フーン、、と言う思いだった。中国の崩壊は図書館の新刊待ちきれず本を買った。今まで中国について書かれた本をたくさん読んでいるけれど、これほど具体的に中国の本質をわかりやすく書かれた本は初めてだ。宋代に始まった科挙官僚制度と都市戸籍と農民戸籍の制度が現在の中国を作り上げ共産党の独裁を許している元凶であるらしい。そしてそのことがやがて中国の崩壊をもたらすと言う推理に同感した。中国のスポークスマンの態度に連綿と続く科挙官僚の伝統があって、あのように上から目線で横柄な態度の物言いをする 態度があるのだとわかり疑問が解消した。
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