40年前に開発された団地へ2番目に家を建てた。ダイニングに座って東を見ると瀬戸内海の穏やかな海が広がっていた。あっと言う間に40年が経って、今海を見ようとすると立ち上がって下に立ち並ぶ家々の屋根越しに背伸びをしないと見えない。ビッシリと家が立っている。初めは子供が遊んでいた公園を、遊ぶ子がいなくなって家庭菜園に変えて野菜作りを楽しんでいた人々が1人減り2人減りと少なくなっていって遂に1人になってしまった。側を通る度に懐かしい顔を思い出す。寂しいが時間の経過はどうすることも出来ない。今年満80才になる。生あるうちは元気でいたい!