朝は奥さん手作りのカンパーニュをトーストしてコーヒー淹れて私が準備するが昼と晩は奥さんが作ってくれる。私は何が出てくるか楽しみなのだが作る人は一日二度の食事の献立には頭を悩ませている。時折 お父さん、何が食べたい、と問われることがあるが、これが食べたい、と要望を出す事はない。何を作ってくれても旨いのだ。外食をしても器や盛り付けや雰囲気に感動を覚えてもあまり料理に感動する事はない。一方奥さんは毎日口を開けて待っている私に食べさせなければいけないのが大変なので偶に外食に出かけると楽しそうだ。最近は月に2〜3回年寄りランチに出かけて息抜きをしている。その時は準備をせずに出かけてもらって、一つ覚えの卵と魚肉ソーセージを油で炒めて食べる。それにしても60年も毎日食事作りって超大変だ、感謝!