ブログ雑記

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江戸のお白洲 を読んだ

2023-05-08 18:52:00 | Weblog
江戸のお白洲、資料が語る犯科帳の真実、山本博文著を読んだ。時代劇の犯罪は映画やテレビのドラマで観る銭形平次、鬼平犯科帳に出て来る長谷川平蔵や大岡越前が思い浮かぶが、古い文献を調べて現実に基づいて書かれたこの本を読んでいると確りした組織や手順が出来上がっていたのがよく分かった。犯罪に関わったも達への処分の厳しさ、更には捕える側の失敗にも厳しかった。何よりも怖いと思ったのは死刑をいとも簡単に申し渡しているように思えた事だった。

江戸時代の死刑をネットで調べてみると6種類もあった。1種類でいいのではと思ったが、罪を犯せばどうなるか見せしめにするためなのだろう。下手人、死罪、獄門、磔、鋸挽、火罪の6種類だ。解説を読んでゾッとした。