ブログ雑記

感じることを、そのままに・・・

「疾風とそよ風」を読んだ!

2024-10-19 16:11:00 | Weblog
著者はアラン・コルバンでフランスの大学教授だ。図書館の新刊書コーナーで“疾風とそよ風”風の感じ方と思い描き方の歴史のコピーに魅かれて借り出した。読み始めるとギリシャやローマや聖書に現れる風の表現や意味合いから始まって詩篇に現れる風の表現が取り上げられていた。風はある時は天の怒りの如く強力な疾風になり、またある時はそよ風になる。詩人の思いで変現する。詩人名や詩篇にこだわらず表現された言葉に、良いのなあ、同感だ、と思いながら読んだ。自分にも風には色々な思いがある。台風の風、稲穂を渡る風、肌を刺す北風、まどろみを誘う風、花粉を飛散させる風、、、絶えず周りに隠れている風、、改めて風を感じた!