この港は大型フェリー、島嶼部を結ぶフェリー、高速船など賑わったところですが今は全て航路は無くなってひっそりとしている。
本はよく読んでいるが三木 卓の書いたものは初めてだった。履歴を見ると1935年昭和10年生まれの私より五才上で親近感を覚えた。最初のヌートリアは夢の世界かと思ったら病気で身も心もごじゃごじゃになった状態を書いていたのかなと思った。引き込まれた。エッセイのところを読むと、短い文章で的確に書かれている内容に同じ思いが感じられて楽しかった。是非読んでもらいたい一冊だ!
海底トンネルの造り方も読んだ、水の力でつなぐ沈埋工法、巨大な100mx40mx10mで数万トンもある重量物を水中へ設置してトンネルを造るなんて凄いことだ、想像を超えるような仕事だと思った。