ブログ雑記

感じることを、そのままに・・・

歴史

2007-11-19 17:20:31 | Weblog
ウォーキングコースにある小さな神社に入ってみた。
いつも通るのだが裏側だから足を踏み入れたことはなかった。
石垣の様子から見るとかなり古い神社だとは感じていた。
二十メートルこえると思える凄く大きな楠の木が境内に聳える
ように立っている。
建物はいつ頃のものか分からないけれど外回りなどから判断す
ると戦後のものだろう。
所謂荘厳さを醸し出している、といったものではない。
しかし石碑を見ると1400年記念と彫られた文字がある。
そして神社の石垣から小道を挟んだ直ぐのところに河野某の
首塚が今も綺麗にされて花や供物がされていて、市の歴史文
化財になっている。




境内を行くと広い敷地の真中ぐらいのところの大きな楠の木の
下に大きな石が置かれて、荒神さんが沢山置かれていた。
一ケ所にこのように数多くの荒神さんが鎮座しているのは初め
て見るものだった。




この柱には「文政四年辛巳(かのとみ)四月吉日と彫られている。


西暦1821年に建立されもので今から196年前になる。
文政とは1818から1829年の間の短い期間だったけれど、この時代
は歴史に疎い私でも名前を知っている人物が沢山いるのに驚いた。
WIKIPEDIAによると司馬江感漢・伊能忠敬・上杉鷹山・
雷電為右エ門・高田屋嘉兵衞・大黒屋光太夫・小林一茶・松平定信
などが文政年間に亡くなっている。

この神社の村では一体どのような生活があったのだろうか。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿