ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

「雑草キャラクター図鑑」を読んで

2017-08-16 21:20:39 | 読む
「雑草キャラクター図鑑」(稲垣 栄洋著 誠文堂新光社)

どこまでがタイトルなのかはわからないが、表紙には、「雑草キャラクター図鑑  物言わぬ植物たちの意外な知恵と生態が1コママンガでよくわかる」と書いてある。

著者の稲垣栄洋という人は、ほかにも雑草関係の話をよく表している人なのだが、この本は、様々な雑草をキャラクター化している。
右のページに、その雑草を人間に例えてキャラクター化して漫画化している。
左ページには、そう名付けた由縁を分かりやすい文章で説明している。
紹介する雑草を、その方法ですべて見開き2ページに表現している「雑草図鑑」なのだ。

例えば、つい先日までわが家にも咲いていたネジバナ

などは、「ルックス勝負のビジュアル系」のカテゴリーに入れ、こんな形容をして紹介している。
「出た!ゆるふわ系の必殺オヤジころがし」
左ページの説明文の見出しは、
「かわいらしさを武器にサバイバル」
「使えるものは菌でも使え!」

…ですからね。

ほかにも、「メジャー選抜イレブン」のカテゴリーに分類された「ツユクサ」は、
「オトリを駆使するだましのファンタジスタ」。
「最凶ヒール軍団参上」カテゴリーの「セイタカアワダチソウ」は、
「雑草ファースト!アグレッシブな実業家」
…という具合だ。

約70種類の雑草がキャラクター化されて紹介されている。
その個性豊かな生き方は、読んでいて楽しい。

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