ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

久々に気のおけない飲み

2019-12-05 22:26:37 | 生き方
3月に今までの仕事を終えてから、飲み会は激減した。
今日は、久々の元同業人との飲み会。
3人での飲みであったが、同年代であり、かつて一緒に勤務したりした経験もあったりしたので、一番気をおけない感じの会。

気楽な飲みというのはいいなあ。
以前は、目上の人に気を遣ったり、自分の立場を考えて注いだり注がれたりしていた会の何と多かったことか。
宴会費だけが高くて、飲んだ気がしない会が非常に多かったのだが。
さすがに、今は、定職を家事以外に持たない身。
よけいなことは考えずに、会いたい人と会って、飲み、語る。
その、なんと爽快なことか!

さて、今日は、3人とも抱えている問題が、この年ならではのものばかりであった。
例えば、実家の問題。
住む人がいなくなっている、あるいはいなくなるのに、どう管理したり処分したりするか。
親が亡くなっていても、その在り方をどうするか、その決断が難しい。

膝を打ったのは、定年退職をしてからの家庭での配偶者との接し方・口のきき方、寄り添い方について話したとき。
やはり、みなケースによって違いはあるが、夫も妻も、個々に思いをもって生きているということ。
共に生きていこうとするとき、互いに感じる違和感をどう尊重しながら生きていこうか、真剣に悩むということだ。
飲みながらの話とはいえ、真剣にあれこれ考え悩みながら人生を生きているということが伝わってきた。

生きるって簡単じゃないなあ…と、今さらながら思うのである。

酒を飲み、話をしながら、改めてその思いを共に抱けたのが、何よりのことであった。

酒と言えば、今日の酒は日本酒。


この山口県の獺祭(「だっさい」と読む)という酒などを3人で飲みながら、様々な話に花を咲かせたのであった。
同年代、同業、同じ時代を生きてきた人たちとの酒、語らいは楽しいなあ。
あっという間の3時間であった。
コメント
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