ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

12月1日 子どもの頃の思い出

2019-12-01 20:24:25 | 生き方
今日から12月。
1年最後の月だ。

私が卒業した小学校は、もう10数年前に閉校になってしまった。
でも、今から半世紀余り前、私が小学生だった時、12月1日は「学芸会」の日だった。
運動会同様に、村じゅうの人たちが集まって、子どもたちの発表に拍手を送るのだった。

学芸会といえば、だいたいが、劇の発表だった。
小学校1年生のとき、私は、「エビ」の役だったが、出番を間違えて早く出たためにもう一度舞台のそでに引っ込んだという恥ずかしい思い出がある。
そんなことを言ったって、もう誰も覚えていない。
自分の心の中にだけ残る思い出でしかない。

この学芸会。
当時の小学校では、毎年12月1日の開催だった。
そして、6年間のうち、5回は雪だった。
当日まで雪が降ったことがない年でも、12月1日になると、その日の天候は雪だった。
寒々した運動場内であったが、人いきれで窓ガラスはくもったはず。
だが、当時の運動場(体育館などというしゃれた場所ではなかった)のくもっていない窓の隙間から見えた、雪が降る風景は、本当に印象深いものがある。

今日は、その12月1日。
最近は寒い日もあったのだが、今日の午前中は青空が広がった。
子どもの頃のように雪ではなかった。

久しぶりの青空なので、今日は走りたくなった。
走っていった道から、昔から見えている山が見えた。



近くの山肌は、雪で白くなっていて、もうすぐ本格的な冬が来ることを示していた。

コメント
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