ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

全日本卓球選手権、10代の躍進がすさまじい

2020-01-18 22:00:20 | スポーツ
全日本卓球選手権大会が行われている。
東京五輪年ということで、盛り上がりがみられる。
卓球の場合、先月12月にもう代表選手は決まっている。
確かに、世界ランクで上位の選手が選出されはした。
だが、今回の全日本では、本当にその決定でよかったのか?と思わせるような勝ち上がりになっている。
10代の選手の躍進がすさまじいのだ。
その活躍ぶりに、テレビに目が釘付けになる。

今日の試合で決まった男子のベスト4の顔ぶれは、次の通り。

吉田雅己(FPC・東京都)25歳
宇田 幸矢(JOCエリートアカデミー/大原学園・東京都)18歳
戸上 隼輔(野田学園高・山口県)18歳
張本 智和(木下グループ・神奈川県)16歳

なんと3人が10代である。
世界ランクでも上位にいる張本をはじめ、あと2人は高校生である。
このうち、戸上は、男子ダブルスでも野田学園の同級生宮川と組んで、第1シードの水谷大島組を破って決勝まで進出した。
惜しくも22歳同士の大学生ペアにフルゲームで敗れたが、戸上は、決定力やバックハンドの攻撃力にすばらしいものを見せてくれた。
シングルスの準々決勝では、五輪の代表に決まった丹羽孝希を4-0で退けてしまった。
明日の準決勝は、張本とどのような戦いを繰り広げてくれるのだろう。
とても楽しみだ。
反対側のブロックの宇田は、準々決勝で、全日本2位の経験もある吉村和弘を4-2で下している。
準決勝で、どのような試合をしてくれるのだろう。
これまた楽しみだ。


女子の方はというと、ベスト4の顔ぶれは次のようになった。

伊藤 美誠(スターツ・大阪府)19歳
早田 ひな(日本生命・福岡県)19歳
石川 佳純(全農・山口県)26歳
橋本 帆乃香(ミキハウス・大阪府)21歳

10代と20代が半々とはなっているが、ダブルスの決勝に進出した芝田 沙季(ミキハウス・大阪府)22歳と組んでいた:大藤 沙月(ミキハウスJSC・大阪府)は、15歳の中学生であった。

日本の年少からの強化策が進んできているせいか、ここに出ている以外の10代選手がシード選手をあちこちで破って勝ち上がったりしていた。
五輪代表の平野美宇も、17歳の高校生に敗れている。
下からの突き上げがどんどん進んでいるのだ。
そんな中でも、ちゃんと勝ち進んできている石川佳純はさすがだ。
準決勝では、今日の女子ダブルスで優勝した伊藤美誠と早田ひなが、去年に続いて対戦する。
伊藤の優位は変わらないだろうが、早田がどんな意地を見せるか、それも楽しみだ。

明日の準決勝、決勝が、男女どちらも楽しみで仕方ない。
コメント
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