ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

鉢植えの土を換えてあげなくちゃ

2020-05-06 21:48:59 | 草木花
花が咲いているのを見るのは好きだ。
だが、花が咲くように植物を育てるのはあまり好きではない。
きちんとした手入れができないと育たないような植物のお世話が苦手なのである。
だから、たくましく育ち花を咲かせている野草を見ると、つくづく感心してしまう。

そうは言っても、家にはそれなりに様々な種類の植物がある。
それらが花を咲かせるのは、やはり春が最も多い。
厳しい冬を乗り越えて、よくきれいな花を咲かせてくれたね、と愛でたくなる。
家で、鉢植えの植物たちには、いつもうまく世話をできないので、「ゴメンナサイ」の気分でいる。
自分には、毎日の水やりくらいしか世話ができない。
うまく世話できないから、あまり買ってきたりはしない。
しかし、まれに買って来てしまったものや、母が生きていたときに買ってきたものなどは、枯らすわけにはいかないので、何らかの世話が必要になる。

今年の春は、外出の自粛が必要なこともあって、少し時間の余裕ができている。
そういうときに、家の庭や植物棚などを見ると、鉢植えの植物たちが
「世話をしてよ!」
「せっかく今年も花を咲かせたのだからさ!」
と言っているように思えてしまう。


そう訴えているように感じる植物たちの鉢は、だいたいが苔でいっぱいになっている。
苔は、植えたりしたわけではなく、世話をしないからその荒れた環境がよいから増えているのだ。
苔は大増殖しているが、本来の鉢植えの植物には迷惑な存在でしかないだろう。
そんなふうになっている鉢植えの鉢の中身を見てみると、大概は土の中は根がびっしり生えていて、土の中で根が呼吸できないくらいに密集している。

苔を取るだけでなく、土も新しくしてよ。
人間だって伸び過ぎたら散髪するんだから、私たちの根だって伸びすぎたり多くなり過ぎたりしているのだから、切ってよ。

そういう声が聞こえてくるような気がする。

…ということで、どこかへ出かける時間もなくなっている今だから、近ごろは空いた時間にしばらく手入れを怠っていた鉢植えの世話にちょっぴり力を入れている。
苔を取り除いたり、根を短く切ったり、土を新しい物に換えたりの作業を行っている。



この程度でよいのかどうか、園芸不得意の私にはよく分からない。
でも、作業を終えた後、植物たちがさっぱりしたような姿に見えるのは気のせいだろうか…?




コメント
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