ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

子どもたちの現在と未来を守るためにも…

2020-05-07 22:01:22 | 「育」業
今朝、連休中にたまった可燃ごみの収集日だったために、収集場所にゴミ袋を持って出しに行って来た。
すると、少し離れたところに、久々の姿を見た。
ランドセルを背負った子どもたちが3,4人集まっていた。
そうか。久しぶりに学校がある日なのだ。

全国を対象に緊急事態宣言が出されていたが、継続の措置となった。
ただ、特別警戒の都道府県を除いては、各自治体の判断に任されるということになった。
学校の登校関係のこともその一つだ。

当地では、小中学校は、4月20日から5月6日まで一斉休校が続いていた。
今日、久しぶりに学校に行けるということをうれしく感じる子は多いことだろう。

しかし、残念なことに、ここでは、今日7日と明日8日に限っての学校再開なのである。
仕方のないことだとも考える。
今日と明日の2日間、学校に行くと、また来週から休校になる。
ただし、1人あたり週2回、2~3時間の分散登校を行うのだそうだ。
学習の機会が多少は確保されるけれども、特別な形での一部の学習にとどまることだろう。
まだまだ大変な状況が続く。

昨夜は、午後10時からのNHKスペシャル「わたしをあきらめない~5年1組の子どもたちと先生の1年~」を見た。
学級の一人一人の子どもに目を配り、励まし、育てていく先生と、子どもたちの変容を追った番組だった。
せっかく子どもたちがよい変容を見せていたのに、2月に新型コロナウイルス感染症の拡大によって、突然学年の教育も学級の活動も終わってしまった。
しかし、担任の先生自身が語っていたように、子どもたちは確実に変わっていたのだった。
そのような子どもたちの変容が見られたのも、先生の熱意ある働きかけや子どもどうしのかかわりがあったからだ。

今の状況や、分散登校などが続くようでは、落ち着いた学校生活や、意図的な学級の取り組みは、期待できない。
それでも、子どもたちの貴重な「今」は、「今」しかない。
将来のためには「今」の充実が何より大切だ。

今日から様々な制約が解除になったところも多いが、油断することなく感染防止に努めたい。
緩んでしまうと、また急激な感染拡大ともなりかねない。
子どもたちの現在と明日を守るためにも、一刻も早いこの緊急事態の解除に向かっていきたい。
一市民として、もうしばらく気を緩めずに生活していきたいと思っている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする