ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

走る道を変えて、見るもの・考えることが変わることを楽しむ

2020-05-04 22:04:14 | RUN
最近、走る大会がことごとく開催中止となっているせいもあって、今一つ走る気合が入らない。
それでも、5日に1回くらいは15,16kmくらいを走りたいと思っている。
ただねえ、私は、同じコースをぐるぐる回ったりするのは好きじゃない。
だから、あまり同じ所を周回する走りはしたくない。
それで、家から出て、ここをこのくらい走ると、15、16kmになるというコースをいろいろと探している。

今日走るのは、今年になってから見つけたコース。
今まであまり人に会わなかったから、密を避ける意味でもいいコースと思っていた。
けれども、今日走ったら、散歩している人や走っている人とすれ違った。
そう何人もいたわけではないけれど、緊急事態宣言が出てから、やはり健康のために体を動かす人が増えているのだと実感した。



違う道を通ると、見える景色も違う。
正面に見えた山は、2年前のゴールデンウイークに遭難した親子(父と息子)が、月末になって遺体で見つかったことがあった山。



今年のように暖かい冬だったなら、あの親子も遭難することはなかっただろうに…と思いながら、心の中で合掌。


田のある風景も、田植えに備えて、トラクターで耕したり水を張って準備したりしている場所も多かった。



このご時世で、諸外国からの輸入に頼る日本の食が大丈夫か気になるところ。
大事な日本の主食、米づくりに携わる方々、どうか今年もよろしくお願いします。

その向こうに見えた山は、先日のグレートトラバースで田中陽希氏が登っていた二王子岳。



自分も、10年余り前に一度登って、頂上で「青春の鐘」を鳴らしたことがある。
一度登ったことがあると、その山は、ただの山ではなくなり、自分にとってかけがえのない思い出の山となるものだ。
山から下りたときに、特別な山となったことを思い出す。

走って通る道が変われば、見えるものが変わる。
考えることも変わる。
そんなことを楽しみながらの、4日ぶりの16kmのRUNだった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする