サッカーJ2リーグ、第29節。
アルビレックス新潟は、アウェイでヴィファーレン長崎との対戦。
台風の針路に近かったから、開催を心配していたのだ。
だが、無事に試合は行われた。
前節、岡山相手に先制されたものの、逆転し強さを見せたが、再逆転されて負けてしまった新潟としては、今季まだ連敗はないから、勝ちたいところ。
でも、長崎は、ここ10戦負けなし(6勝4分)で、4位。
6点ゲームのチャンスを生かし、上位2位の新潟をたたいて、自動昇格圏に近づきたいところだろう。
この試合より1時間早く始まった首位の横浜FCと下位のいわてグルージャ盛岡の試合では、なんといわてが先制していた。
それどころか、2点、3点といわてが追加点。
新潟が勝てば、順位がひっくり返って、また首位になれる。
さて、開始からずっと攻めていた新潟の試合だったが、前半14分、相手のゴールキックからしっかりクリアできないでいたボールがペナルティエリア付近で、相手のFWエジガルに渡ると、すばらしいシュートを打たれてしまった。
相手のファーストシュートが入ってしまうとは。
だが、前節だって、負けていた試合を一度はひっくり返したのだから、このままむざむざと引き下がる今季の新潟ではないはず。
そう信じていたら、前半のアディショナルタイムに、見事な連携から松田のパスを受け、攻め上がったDF藤原が同点ゴールを決めた。
前半のうちに同点に追いつく。
さすが。
その「さすが」は、後半の6分につながる。
右の松田が攻め上がり、中央の伊藤につなぐと、FWの鈴木にラストパス。
これを鈴木が冷静に浮かせるように決めて、逆転。
よしよし、ここまでは前節と同じ。
ここから、相手に同点や逆転ゴールを許さないようにしたい。
ところが、後半13分、エリア内でさっき得点した藤原が、相手選手にファウルをおかしてしまった。
またまたエジカルにPKを決められ、同点に追いつかれてしまった。
あーあ、藤原、1得点帳消しの1失点になってしまった…。
他のチームの試合も気になり、情報を得ると、横浜FCは0-3で負け。
3位仙台は、先制されたものの逆転したまではよかったが、試合終盤に追いつかれ、新潟と同じ2-2で試合中。
ほかは負けてもいいから、新潟だけは負けるな、と画面を見る目に力が入った。
長崎の加藤大や山﨑亮平ら、かつて新潟に所属していた選手たちのプレーする姿に、「恩を仇で返さないでくれよ」とつぶやいた。
終盤危ない場面もいくつかあったが、結局新潟は2-2で引き分け、勝ち点1を獲得した。
仙台も、山口と引き分け。
新潟と仙台が首位横浜に、勝ち点1ずつ迫ったが、順位に変動なし。
新潟の後半戦の失速を恐れている人も多いが、私は、大丈夫だと信じている。
なぜなら、この2連戦、いずれも相手に先制されながら、一度は逆転に成功しているからだ。
サッカーは、先取点が試合の結果に大きな影響を及ぼす。
それをひっくり返すには、倍の2点を取らなくてはいけない。
1点を取るのも大変なのに、先に取られながらも2点を取って逆転する試合ができているのだ。
去年の新潟には、後半戦ここまでの強さはなかった。
先制されると取り返せずに負けたり引き分けたりする試合が多かったように記憶している。
今年の新潟は、取り返せるのだから、強くなっていると確信している。
だからこそ無駄な失点をすることなく、自信をもって勝利を重ねていってほしいと願っている。
Visca Albirex !!
アルビレックス新潟は、アウェイでヴィファーレン長崎との対戦。
台風の針路に近かったから、開催を心配していたのだ。
だが、無事に試合は行われた。
前節、岡山相手に先制されたものの、逆転し強さを見せたが、再逆転されて負けてしまった新潟としては、今季まだ連敗はないから、勝ちたいところ。
でも、長崎は、ここ10戦負けなし(6勝4分)で、4位。
6点ゲームのチャンスを生かし、上位2位の新潟をたたいて、自動昇格圏に近づきたいところだろう。
この試合より1時間早く始まった首位の横浜FCと下位のいわてグルージャ盛岡の試合では、なんといわてが先制していた。
それどころか、2点、3点といわてが追加点。
新潟が勝てば、順位がひっくり返って、また首位になれる。
さて、開始からずっと攻めていた新潟の試合だったが、前半14分、相手のゴールキックからしっかりクリアできないでいたボールがペナルティエリア付近で、相手のFWエジガルに渡ると、すばらしいシュートを打たれてしまった。
相手のファーストシュートが入ってしまうとは。
だが、前節だって、負けていた試合を一度はひっくり返したのだから、このままむざむざと引き下がる今季の新潟ではないはず。
そう信じていたら、前半のアディショナルタイムに、見事な連携から松田のパスを受け、攻め上がったDF藤原が同点ゴールを決めた。
前半のうちに同点に追いつく。
さすが。
その「さすが」は、後半の6分につながる。
右の松田が攻め上がり、中央の伊藤につなぐと、FWの鈴木にラストパス。
これを鈴木が冷静に浮かせるように決めて、逆転。
よしよし、ここまでは前節と同じ。
ここから、相手に同点や逆転ゴールを許さないようにしたい。
ところが、後半13分、エリア内でさっき得点した藤原が、相手選手にファウルをおかしてしまった。
またまたエジカルにPKを決められ、同点に追いつかれてしまった。
あーあ、藤原、1得点帳消しの1失点になってしまった…。
他のチームの試合も気になり、情報を得ると、横浜FCは0-3で負け。
3位仙台は、先制されたものの逆転したまではよかったが、試合終盤に追いつかれ、新潟と同じ2-2で試合中。
ほかは負けてもいいから、新潟だけは負けるな、と画面を見る目に力が入った。
長崎の加藤大や山﨑亮平ら、かつて新潟に所属していた選手たちのプレーする姿に、「恩を仇で返さないでくれよ」とつぶやいた。
終盤危ない場面もいくつかあったが、結局新潟は2-2で引き分け、勝ち点1を獲得した。
仙台も、山口と引き分け。
新潟と仙台が首位横浜に、勝ち点1ずつ迫ったが、順位に変動なし。
新潟の後半戦の失速を恐れている人も多いが、私は、大丈夫だと信じている。
なぜなら、この2連戦、いずれも相手に先制されながら、一度は逆転に成功しているからだ。
サッカーは、先取点が試合の結果に大きな影響を及ぼす。
それをひっくり返すには、倍の2点を取らなくてはいけない。
1点を取るのも大変なのに、先に取られながらも2点を取って逆転する試合ができているのだ。
去年の新潟には、後半戦ここまでの強さはなかった。
先制されると取り返せずに負けたり引き分けたりする試合が多かったように記憶している。
今年の新潟は、取り返せるのだから、強くなっていると確信している。
だからこそ無駄な失点をすることなく、自信をもって勝利を重ねていってほしいと願っている。
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