魚をさばく。
わが家では、かつて母の仕事だった。
母が亡くなって、魚をさばく人がいなくなった。
スーパーで魚の切り身や刺身などが売られているのを見ると、やはり金額的に高い!
だから、好きでも刺身はなかなか買わない、ということになる。
ところが、時々、丸々一匹魚が安く売られる時がある。
そんな時、妻いわく、
「ねえ、夫、やる気、ある?」
なんのことはない。
魚をさばく気があるかどうか、なのだ。
妻は、10年ほど前に2度手首の手術をしてあまり力が入らない。
そして、魚の血を見るのがきらい。
以前は、母がやっていた。
でも、もう頼りになった母はこの世にいない。
だから、私が、さばくことになった。
ところが、たまにしか魚をさばく機会はないうえに、私は覚えが悪い。
だから、毎回、
「この後、どうすればいいの?」
と妻に聞くはめになり、そのたびに
「何度やったら覚えるの?」
とあきれられることになるのだ。
それでも、サバをさばく(!:オヤジですから…)ことには慣れた。
今回は、イナダであった。
イナダ1匹298円。
日曜日、「刺身、煮魚にどうぞ」という札とともに、スーパーで売られていた。
切り身にして売られている金額と1匹まるごとが似たような値段。
ざっと4分の1以下の金額で刺身が食える!
妻の目がキラ~ンと光った。
「ねえ、夫~…。」
「はいはい、わかりました。がんばりますよ。」
ということで、今回は、イナダを3枚におろして、刺身を作った。
魚肉の付いている部分や骨の部分は、煮て食べることにする。
おろすのはスムーズにいかなかったが、それでもなんとか刺身の出来上がり。
不器用な私が、家族の役に立って、魚をさばく。
すばらしいじゃないか!?
今回のイナダの味は?
うまい!!
「この刺身、おいしい!」
と家族から言ってもらえて、それだけで満足した私であった。
イナダの刺身で、熱燗で酒を飲み、さらに満足したのであった。
わが家では、かつて母の仕事だった。
母が亡くなって、魚をさばく人がいなくなった。
スーパーで魚の切り身や刺身などが売られているのを見ると、やはり金額的に高い!
だから、好きでも刺身はなかなか買わない、ということになる。
ところが、時々、丸々一匹魚が安く売られる時がある。
そんな時、妻いわく、
「ねえ、夫、やる気、ある?」
なんのことはない。
魚をさばく気があるかどうか、なのだ。
妻は、10年ほど前に2度手首の手術をしてあまり力が入らない。
そして、魚の血を見るのがきらい。
以前は、母がやっていた。
でも、もう頼りになった母はこの世にいない。
だから、私が、さばくことになった。
ところが、たまにしか魚をさばく機会はないうえに、私は覚えが悪い。
だから、毎回、
「この後、どうすればいいの?」
と妻に聞くはめになり、そのたびに
「何度やったら覚えるの?」
とあきれられることになるのだ。
それでも、サバをさばく(!:オヤジですから…)ことには慣れた。
今回は、イナダであった。
イナダ1匹298円。
日曜日、「刺身、煮魚にどうぞ」という札とともに、スーパーで売られていた。
切り身にして売られている金額と1匹まるごとが似たような値段。
ざっと4分の1以下の金額で刺身が食える!
妻の目がキラ~ンと光った。
「ねえ、夫~…。」
「はいはい、わかりました。がんばりますよ。」
ということで、今回は、イナダを3枚におろして、刺身を作った。
魚肉の付いている部分や骨の部分は、煮て食べることにする。
おろすのはスムーズにいかなかったが、それでもなんとか刺身の出来上がり。
不器用な私が、家族の役に立って、魚をさばく。
すばらしいじゃないか!?
今回のイナダの味は?
うまい!!
「この刺身、おいしい!」
と家族から言ってもらえて、それだけで満足した私であった。
イナダの刺身で、熱燗で酒を飲み、さらに満足したのであった。
ウチは,妻が刺身得意なもので,安売りのアジなどがよく食卓にのぼり,晩酌の友となっています(おかげで相変わらず魚おろすのは苦手です)。
でも,妻が食事を作れないときに,一尾買いで安い魚とでくわすことがたまにあります。この魚を刺身で食べたい!そんなときは,お店の人に三枚におろしてもらいます。
町の魚屋さんでは昔からやってましたが,最近はスーパーの鮮魚部でも一尾売りされている魚を無料で切りおろしてくれるのです。
切り身になった魚なら,不器用な私でも簡単に刺身に切り分けることができます。
私の通ってるスーパーでは,午後6時までならこのサービスをやってます(なので平日は無理です)。50foxさんもお店で聞いてみたら?
刺身が少し身近になるかも・・・
なるほどねえ。そういうサービスもあり、ですか!?
ま、でもこういうものは、自分でやったからうまさも増す、というものかもしれません。
大した仕事もしていない時に、走ったり山に登ったりすると、達成感を味わえるということに似ているかもしれません。
また、三枚におろした後、うまく切れなかった部分は、煮てしまうと、刺身にも煮魚にも、ということで、1匹丸ごと味わえます (^-^)
まあ、そういう一石○鳥がよいのかもしれませんね。