ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

せめて、今の学校生活が少しでも楽しいものであるように

2011-05-25 21:09:26 | 「育」業
今まで明らかにならなかった(わからなかった)こういうニュースが耳に入ると、やはり切なくなる。
自分の家に帰れず、避難している人々たちにとっては、少しでも早く家に戻って、自分の生活を安定させたいことだろう。
でも、危険区域だから避難せよということで、やむなくその指示に従っているのだ。
早く帰れるためには、被災した原発の安定化が欠かせないのだが、克服すべき難題がこうして次々に現れて来る。
難題をクリアするためには、今までの予想よりさらに時間が必要なことは間違いない。
避難している人たちが帰るまでに、また余計な時間がかかるということである。

毎朝、出勤する時、1台のマイクロバスとすれ違う。
バスの前面には、ゴシック文字で行き先が「○○小学校」と書いた札が貼ってある。
避難生活を送っている人たちが生活している温泉地から、受け入れ先となった学校まで子どもたちを運ぶバスだ。
ひと月前に、避難先が体育館から温泉地に変わったのだが、一度入った学校が再度変わらなくてもよいようにという配慮から、マイクロバスでの送り迎えがされているのだ。
望んではいない転居と転校。
4月からのこの学校には、もう慣れただろうか。
他には言えない苦労をしていると思う。
早く2か月半前の環境に戻りたいだろう。

それなのに、こんなニュースは、さらにそれが遠のく気がする。
せめて、子どもたちに今の学校生活が少しでも楽しいものであることを祈っている。
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