ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

炎天下、激坂に負けず、つながりを確かめ…(前編)~2023たいない高原マラソン~

2023-09-10 21:41:52 | RUN

たいない高原マラソン。

非常に暑い中での開催だったが、8.9㎞と距離が短いせいもあり、ゴールにたどり着くことができた。

走り終わった後、汗が止まらなくてすごかった。

 

さて、未だかつてこれほど練習をせずに大会に参加したことはない。

それは、8月の連日の猛暑のためだった。

8月の練習ゼロ、9月になって走ったのは、やっと1回だけ。

近ごろは暑さは少し落ち着いたものの、昨日今日また暑さがぶり返してきた。

今日も、快晴。

走る前から陽射しが強い。

これは厳しいレースになるぞ、との予感。

だけど、16.2㎞の長い種目を選ばずに、8.9㎞の種目を選んでいて正解だったな、と思った。

 

16.2㎞のレースは、胎内市長のあいさつとスタートの号砲で出発。

同学年で知りあいのSIさんは、そちらに出場。がんばっているなあ。

その15分後、胎内市の教育長のあいさつとスタートの号砲で、私の出場する8.9㎞は始まる。

いざ、出走!

最初の1㎞から上りが始まるが、これがまたきつい。

出鼻をくじかれる感じだが、あせらない、あせらない。

ゆっくり行くのが今回の私なのだから。

 

そう言いながらも、非常にきついのは、やはり練習不足と分かっている。

ロイヤル胎内パークホテル前を通過してから、あとは上りばっかり。

「昆虫の家」の前を通り、胎内平につながると、すぐに急坂になる。

これはキツイ!

さっそく歩くことにした。

目の前、何人も歩き出していた。

そのことで、仲間がいるような気がしてホッとする。

ヘアピンカーブを何回か繰り返しながら、上って行く。

何度か歩くと、そのたびに意志の強い走るランナーに抜かれるが、そこは悔しいけど気にしない。

その後少し楽になると走り出す。

そんなことを繰り返して、胎内平まで到達。

そこでは、「平」の名があるように比較的平坦だが、細かいアップダウンはある。

 

待望の給水所。

ミネラルウオーターとスポーツドリンク。

今日は暑い。ちゃんと飲んでおかなくては。

 

さあ、今度はさっき上ってきた急坂を駆け下る。

われわれの15分後にスタートした5.4㎞の種目の選手たちが上ってきた。

意外なことに、上位は中学生ばかり。たくましいこと!

急坂の下りは、足が勝手に動く。

背の高い私には、ほかの人より楽なはず、と何人か抜くことができた。

(脚が長いからと言いたいところだが、胴の方が長いので胸が張れない)

 

この戻り道は、太陽に向かう方向なものだから、正面から陽射しを浴びて胸が熱くなってたまらなかった。

 

下りが終わるのは、スタート地点のそばまで来たとき。

胎内スキー場の斜面がずいぶん高く見える。

 

この橋を渡り終えると、今度は向こうの、奥胎内に向かう橋を渡ることになる。

下ってきて、残り3km余り。

陽射しはつらいが、一番厳しい胎内平へのアップダウンは終わったから、あとは少しは楽になるかと思ったのだが…。

(つづく)

 

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ひと雨ごとに、…かな?

2023-09-09 21:49:10 | 自然・季節

ひと雨降って、昨日は涼しくなった。

そう思ったら、また今日少し暑くなった。

 

少し散歩に出た。

アジサイが、ひと雨によって元気になっているのを見た。

まだ、きれいに咲きたいんだね。

その花の陰の葉の上には、アマガエルが気持ちよさそうに乗っていた。

カエルにも、先日の雨は心地よかっただろうなあ。

 

歩いていくと、ガガイモが元気に他の植物に絡まっているのを見た。

いつみても、なんだか不思議な花だ。

雨が降って、一気に茎や葉を伸ばして咲いたようだ。

 

暑い日が続いても、生きていくために、たくましいものだなあと植物たちを見て思った。

少しの雨でまたずいぶん生き返ったようになっている。

でも、ガガイモを見かけるのは、毎年9月。

秋の初めのころだ。

きっとこうして、ひと雨降るごとに少しずつ秋になっていくのだろうなあ…。

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「明日へのペダル」(熊谷達也著;NHK出版)~感染症禍の不安な頃を思い出しつつ読む~

2023-09-08 20:01:53 | 読む

仙台の中小企業で働く50代管理職が主人公。

ストーリーの始まりが、ちょうどこのCOVID-19感染症が広がり始めた頃。

 

主人公は、健康診断でコレストロール値が高いとの診断を受け、ダイエットの必要性に迫られる。

職場の部下の若い女性からロードバイクを勧められ、ロードバイクに引き付けられた主人公の優一は、迷いながらも高価なバイクを購入。

やがて、ペダルをこぐことが大好きになり、夢中になっていく。

 

購入時の細かい注意や、最初に乗って走る時の様子、少し走るようになって初めてヒルクライムに挑戦したときの様子、そして百キロライドの様子などは、ずいぶん専門的だ。

自転車の価格や装備する機器やその数値などについて細かく描かれているが、初めて読む人たちには、ちんぷんかんぷんな文章が続いてしまう。

それも、作者がよく知っているなあと感心してしまうのだが。

 

物語と並行して、感染症禍が進む。

今はもう忘れつつある、感染初期の社会状況や進行の状況などを話に織り込んでいるので、読んでいると当時のことを思い出す。

パンデミックの宣言、全国一斉の臨時休校、緊急事態宣言、老人ホームへの訪問禁止、入社式の延長、テレワーク、リモート会議、Go to トラベル、リストラ、第2波…。

 

そして、ロードバイクへののめり込みが進むのと、感染症禍が進むのとを合わせながら、さらに会社の経営改革も進んでしまう。

経営改革といえば聞こえはいいが、要するにリストラだ。

ペダルを踏めば自転車の速度が増すように、物語も話が進む。

読後感は爽やかだった。

 

結局、50代中盤に新しい好きなことに夢中になることは、いいなあと思ったよ。

この話では、ロードバイクだし、私の場合はマラソンだった。

好きなことが生まれると、もっともっとやりたくなるし、深めたくなる。

その気持ちはとてもよくわかった。

運動にはまって、楽しんで、健康になるから全てがうまく回っていく。

非常に説得力があった。

 

そして、物語の後半の展開は、やはり「人」だということ。

人が人を大事にして生きることが、人を救うし、自分に返って来る。

パンデミックの社会にあっても、そうでなくても、だ。

 

ペダルを踏み込むと自転車が前に進むように、明日に向かって、人生を進んでいこう。

 

 

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MLB藤浪晋太郎投手の活躍がうれしい

2023-09-07 20:57:24 | スポーツ

NHKBSでは、MLBエンゼルスの試合を中継してくれている。

もちろん目当ては、大谷翔平選手。

今季は、WBCでもMLBでも、その活躍がすばらしかった。

ところが、その活躍からくると思われる疲労やけがでここ数日は欠場となってしまった。

大谷見たさのエンゼルス戦の中継なのに、大谷が出場しない試合はつまらないなあと思っていた。

ところが、そのつまらなさをこの2日間払拭してくれたのが、藤浪晋太郎選手だ。

昨日から、エンゼルスの本拠地アナハイムでの試合、エンゼルス-オリオールズ戦。

昨日の試合は、後半接戦となり大谷を欠くエンゼルスが同点に追いついて、延長タイブレークとなった。

オリオールズが、一死3塁から内野ゴロから1点のリードを得た。

その裏に、藤浪投手がマウンドに上がった。

延長タイブレークでは、無死2塁のピンチから試合が始まる。

日本で阪神タイガースにいた時も、また今季メジャーにわたって所属したアスレチックスでも、コントロールを乱すことが多かった藤浪投手。

大丈夫かな…と思った。

2球目でセンターフライを打たれると、2塁ランナーは3塁に進んだ。

一死3塁、大ピンチである。

こういうシーンでは、コントロールが悪くなるのが彼の近年の欠点だった。

少しはらはらしながら試合を見守った。

 

すると、藤浪は、迷いなく速球勝負に出た。

ファウル、空振りで追い込むと、4球目で空振りの三振を奪った。

これでツーアウト。

そして、次の打者に対しては、すべてストレート勝負。

なんと3球三振で、スリーアウト。

チームを勝利に導き、セーブポイントをあげた。

そのピッチングが実に堂々としていて、頼もしかった。

自信をもって直球を投げ込んでいた。

阪神で十分な活躍ができず、メジャーでも当初ダメダメだったのが、よくここまできたと思う。

投げている姿からは、日本にいたときのような、おどおどした様子は見られない。

コントロールを気にせず、思い切り腕を振ってストレートで勝負する。

そうすれば、打たれることはない。

そんなふうに確信したのだろうか。

自信を持った投げっぷりは、見ていて気持ちよかった。

そして、今日もエンゼルスは、大谷選手の出場がなかった。

しかし、10対3でオリオールズリードで迎えた試合の8回裏、今日もマウンドに上がる藤浪の姿があった。

最初のバッターには、粘られたが、2-2からの7球目を空振りの三振に打ち取った。

次のバッターを、2-2からレフトフライに打ち取る。

3人目の打者には、ライトのまずい守備もあって3塁打を打たれてしまった。

だが、最後の打者を、この日最速の161㎞/hのストレートでレフトライナーに打ち取り、無失点に抑えた。

 

今日もきちんと押さえたうえ、あの制球に難があった藤浪が、これで10試合連続無四球投球である。

いいなあ。

日本にいるときから、こういう藤浪を見たかったが、メジャーの経験でひと皮むけたようだ。

アスレチックスの先発で4連敗したり、防御率が13点台だったりしたが、短いイニングの救援をするようになり、さらに7月中旬に地区首位のオリオールズにトレードされてから、どんどんよくなっていっている。

今現在、通算成績は55試合(71回1/3)で6勝8敗2セーブ4ホールド、防御率7・32。

 

直球勝負でぐいぐい押す藤浪の投球は、力感にあふれている。

大阪桐蔭高校時代も、こんな怖いもの知らずの投球だったような気がする。

これからも、こういう直球主体のピッチングで、どんどん活躍してほしい。

がんばれ、藤浪晋太郎!

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カイワリ美味! 名も知らなかったけど「50円」に魅かれて…

2023-09-06 22:06:43 | 生き方

今日行ったスーパーの鮮魚コーナーで、魚のパックに目が留まった。

魚だけに、ギョギョギョ~ですな。(さかなクンかい!?)

だって、1パックが50円なんだもん。

50円でありながら、平べったい魚が10数尾入っている。

今どき、50円で買える魚があるか!?

魚の名前を見たら、「カイワリ」と書いてあった。

カイワリ?

今まで聞いたことのない魚だなあ…。

そう思いながらも、「新潟産」と書いてある。

じゃあ、新鮮でしょう。

「唐揚げ用」と書いてあるので、じゃあ、今夜がんばって作ってみようかと思い、買ってきた。

 

「カイワリ」についてもう少し知りたいなと思い、ウイキペディアなどでちょっと調べてみた。

 

カイワリは、スズキ目アジ科に属する海水魚の一種。インド太平洋の暖海域に分布するアジで、食用に漁獲される。

日本近海では釣り、定置網、底引き網等の沿岸漁業で漁獲される。身は締まっているが脂も乗っており、刺身、煮魚、焼き魚、唐揚げ等様々な料理で食べられる。人や地域によってはシマアジに匹敵するほど美味とされることもある。大型のものは高級魚として、小型のものは惣菜魚として扱われる。

 

なるほど。おいしい魚なのね。

スズキ目アジ科というと、アジに似た味がするのかな?(くだらんオヤジ、…失礼!)
では、唐揚げで食べるのが楽しみだわい。

それにしても、インド太平洋の暖海域に分布する魚が、日本海の新潟産とは…。

やはり、海の温暖化が進んでいるということだな…。

 

夕方さっそく調理。

1尾1尾、尾骨近くのゼコゼコを取り、腹を切り開いて内臓を取り出すなど、下処理をしてきれいに洗った。

水気を切って、片栗粉をまぶして、油で揚げる。

豆アジの唐揚げづくりと同様の手間をかけて、ハイ、出来上がり!

 

さすがにあまりやったことのない調理だったので、出来はブサイクだったけど、なるほど書かれてあったとおり、アジに似て味はよかったよ。

50円で買うにはもったいない魚。

ごちそうさまでした!

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7月中旬以来の雨!…当地は短時間だったけど大雨になった地域も…

2023-09-05 21:48:17 | 自然・季節

自分の住む地域に雨が降るのを、本当に久しぶりに見た。

自分のメモによると、秋田で集中豪雨があった7月中旬以来の降水である。

それは、ちょうど買い物に出ていたときだった。

1店目のドラッグストアの店内をぐるっと回ってレジを通って店を出ようとしたら、アスファルトの地面がひどく濡れていた。

まだ濡れた表面には雨がぽつぽつと当たっていた。

家を出る前に干したばかりの洗濯物を、念のために取り込んでおいてよかったよ。

 

2店目のスーパーに行くために並木道を歩いていると、木々の下はさほど濡れていなくて、時折上からポトリポトリと水が落ちてきた。

まあ、5分間くらいでそのくらいの降水量だったということだ。

 

スーパーで主な買い物を済ませて外に出ると、道が前より濡れていた。

どうやら私たちが買い物をしている間も雨が降ったらしい。

場所によっては、地面から少し湯気も立っていた。

 

スーパーのそばに、駐車場を同じくする百均ショップがある。

今日は、そこにも用があった。

店内に入って物色していると、急に天井の方からドドドドドという、すごい大きな音がした。

ひょっとして雨か?と思って、入口の方に行ってみると、確かに土砂降りの雨。

たたきつけるような降り方をする雨を見たのは久しぶりだと思った。

雨の勢いが弱くなるまでの数分間、この百均で時間をつぶした。

 

店を出ると、アスファルト上のあちこちに水たまりができていた。

前は濡れていなかった並木の下も濡れていた。

本当に久しぶりの雨が降ったのだなあ、となんだか感激した。

空からはまだぽつりぽつりと水滴が落ちるような感じで小雨が降っていたが、帽子をかぶっていたし、雨を受ける感覚も久しぶりなので、そのまま歩いて帰った。

雨でできた水たまりに、電信柱や電線が映る風景も、なんだか懐かしい気さえした。

だが、当地では、今日はこの後ほとんど雨は落ちてこなかった。

 

夕方、テレビを見ていたら急に緊急気象情報のテロップが流れた。

新潟県に、短時間大雨警報が出たという。

県内南西部の、糸魚川市青海付近では午後4時までの1時間におよそ120ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、「記録的短時間大雨情報」が発表された。

そして、午後4時半に糸魚川市で土砂災害の危険性が非常に高くなっているとして、土砂災害警戒情報が出された。

洪水警報も出された。

ここから上越地方は遠いのだが、このあとも大気の不安定な状態が続く見込みだとか。

局地的に1時間に50ミリの非常に激しい雨が降るところもある見込みとも言っていた。

また、明日6日も前線の活動が活発になる影響で大気の状態が非常に不安定になり、明朝から夜のはじめごろにかけて1時間に40ミリの激しい雨が降るところがあるそうだ。

低い土地の浸水や河川の増水、土砂災害に十分注意するとともに落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意するようにと、気象台は呼びかけている。

 

久しぶりに降ったかと思えば、短い間の土砂降り。

そして、県内の別な地域では異常な大雨。

その頃、同じ新潟県でもここは夕日が射していた。

相変わらず、極端な天候になっている。

明日は、県内で極端に大雨になるところもあるらしい。

普通に(?)穏やかに降る雨がほしいなあ。

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何と走るのは7月以来

2023-09-04 20:30:35 | RUN

先週、封筒が届いた。

その封筒の中にあったのは…、

9月10日(日)の、たいない高原マラソンの関係書類。

届いたのはいいけど、改めて困惑。

なぜかというと、猛暑日の連続、熱中症警戒アラートの連続で、走っていない!

いつから走っていないかというと、7月30日以来。

つまり、8月中は走行回数なんとゼロ!

いくらたいない高原マラソンの出場種目が8.9kmという短い距離だとしても、練習ゼロで出ようなんて、ちょっと無謀かも。

そうは思っていたのだ。

すると、珍しいことに、今日は暑くなるとはいうが、熱中症警戒アラート自体は出ていない。

そして、空はくもり。陽射しがきつくなければ少しは走っておきたい。

 

娘も、今日なら走ってもいいと言う。

娘が走るなら、2.5kmのコースだが、7月3日以来で2か月ぶりである。

 

いざ走り出すと、娘の方が走りのリズムがよく感じた。

速くなくてもピッチが乱れずに刻めるのは、さすが小学校時代は6年連続校内マラソン大会優勝者だけある。

10年前に病に倒れなければ、案外いい市民ランナーになれたかもしれない、と伴走しながら思った。

 

2.5kmの娘の走りが終わると、私はもう少し走ってみたいので、少し水分補給してまた走り出した。

それにしても、周りの風景に茶色が多い。

この夏の猛暑で、どれだけ枯れてしまったのだろう。

 

草地の斜面は、日陰の一部を除いて完全にカサカサの枯れ模様。

木だって、葉を完全に落としたり、茶色の葉しか付いていないものがあったりだ。

ここのナナカマドの木の葉は、完全に枯れていた。

 

でも、そんな風景の中で、まだ元気に花を咲かせているムクゲの美しさに、気分が癒されるやら冷やされるやら。

 

だけど、アキノノゲシも咲いていたし、

秋に見るヒレタゴボウの花も、水が流れていない溝の中で咲き始めていた。

植物たちは、猛暑を乗り越えて秋になろうとしているのだなあ。

 

だけど、まだ30℃を超える暑さの中だから、ジョギングの速さを増さずに、暑さ対策の塩飴をなめたり、設置されている水道の水を飲んだりしながら走った。

 

今度の大会の種目は、8.9km走だが、久々なのと暑いのとで今日は8kmで終わりにした。

約56分もかかるなんて、さすが暑さと加齢と練習不足!

まあ、ジョギングだからね。

びっしょり汗はかいたけど、走り終えた爽快感を久々に味わうことができてよかった。

来週日曜日のたいない高原マラソンも、なんとか走れそうだと感じたよ。

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堂々と追いつき、進化・成長中のアルビを確認した ~2023第26節ホーム浦和戦~

2023-09-03 14:48:01 | アルビレックス新潟

2023サッカーJ1リーグ第26節、ホームで「あの」浦和レッズを迎えての一戦。

結果は、1-1のドローで終わったけれど、自分としてはいろいろなことで楽しめた一戦だった。

まずは、この日の対戦相手、浦和のレプユニ着た人の多いこと多いこと。

それにビックリ。

結構たくさんの人を見かけたりすれ違ったり。

無期限入場禁止処分になった人たちがいても、浦和は浦和だ。

 

いつも場内アナウンスなんか聞かないで、勝手に自分らのチームの応援に声出す浦和サポ。

今回は、ビジター席で、自分たちの三色旗のコレオグラフィを作り出し、「We are Reds!」を叫ぶ。

 

新潟サポだって、ホームだから負けてなるものか。

「アルービレックス!」の連呼はじめ、負けずに声援を送っていた。

あとで発表された観客数は、2万7000人越え。

惜しくも3万人には届かなかったが、いい試合を見ることができた。

 

この日のピッチは、新潟市の降水量平年比1%という日照りと猛暑日の連続のために、芝が荒れていた。

過去6度もJリーグのベストピッチ賞に輝いているというのに、ボコボコになっていた。

いくら水をまいても、これは、早いパス回しをする新潟には不利だ。

 

さて、試合。

3日前の天皇杯川崎戦から先発メンバーをほとんど入れ替えて臨んでいた。

GK小島、DFトーマス・デン、藤原、MF長谷川、長倉、FW高木など、6人は水曜日に完全休養した選手。

後の5人は、途中出場した選手たちだったが、顔ぶれを見ても、疲労によりパフォーマンスが落ちるとは考えられない選手たちだった。

ただね、トーマス・デン選手に対して浦和サポがブーイングをするのは違うと思ったよ。

彼は、浦和のためにプレーしてけがをしてしまったから浦和から出されたのだし、新潟はそんなデン選手をけがが完治するまで待つといって契約したのだからね。

そんなデン選手の今日のプレーぶりは、なかなかすごい迫力を感じたよ。

 

試合の前半は、浦和も先手を取ろうとかなり攻めては来た。

ボール奪取の仕方もうまく、なかなか新潟も攻め込めない。

さすが浦和、現在4位の守備の固いチームだと思って見ていた。

 

それが、30分を過ぎて、2つのVARで判定が分かれる。

最初に出たのは、新潟の攻撃場面。

だが、これはPKなしのジャッジが下された。

すると、今度は、浦和の攻撃で、アルビ選手がハンドの可能性だとか。

今度は、PKだって!!?

「小島、止めてくれ!」

の願いもむなしく、決められて先制を許してしまった。

 

先制されると試合結果が芳しくない新潟なのだが、先日の天皇杯では富山戦でも川崎戦でもリードを許しながら追いつくしぶとさが付いてきている。

前半終了し、後半は先に点を取った方が勝つのではないか、という気分になった。

 

後半開始。

リードしているせいか、浦和の選手の方がいたんで交代したり治療したりする場面が多くなった。

飲水タイムを取り、その後の新潟は一挙に選手交代。

73分に、島田→秋山、鈴木→小見、高木→三戸の3枚替え。

79分に、長谷川→松田。

この交代が当たった。

代わって入った選手たちが躍動する場面が増えてきた。

 

右の松田の積極性が目を引いた。

相手と競り合いながら前進し、股抜きでパスを出したりする。

81分には、その松田からのパスを受けた小見が、グラウンダーでシュート!

ボールは、反対側のコーナーポストに当たるも、ゴールへと転がりネットを揺らした。

同点!

小見のJ1リーグ初ゴール!

 

ここから先は、新潟が押していく。

87分には、松田が右サイドから、中央の長倉へ縦パス。

長倉は反転して左足を振り抜くが、惜しくもこのシュートは枠の左に外れてしまった。

そんな惜しいシーンもありながら、アディショナルタイム終了直前には、また出た!

恐怖の「VAR大王」。

幸いにしてそこは救われた。

 

結局、圧倒的に対戦成績の悪い浦和戦は、今季も勝てず1分け1敗となった。

だが、同点に追いつく粘りを見せた選手たちに、拍手を送る観衆は多かった。

 

ここ数試合を見ると、新潟の選手たちが、J1に慣れたなあと思う。

大差で完敗という試合は、ない。

ボールを奪い合う場面でも、個人技でも負けなくなって来た。

そして、得点に近いシーンがたくさん見られるようになってきた。

つまり、J1の相手チームに翻弄されることはなくなったのである。

ただ、なかなかゴールシーンが増えないが、「ケチャドバ」に迫ってきている感じだ。

まぎれもなく、アルビレックス新潟というチームがJ1にふさわしいチームになってきたと思うのである。

新潟サポも、浦和サポに対抗できる声援の豊かさをもっていることも確認できた。

あとは勝つだけである。

 

2週間、J1リーグは、しばらく試合がない。

だが、今日ゴールを決めた小見 洋太選手は、第19回アジア競技大会(2022/杭州)U-22日本代表 メンバーに選出された。【9月15日(金)から10月8日(日)】

三戸 舜介選手も、AFC U23アジアカップカタール2024予選 U-22日本代表のメンバー に選出されている。【9月3日(日)から9月13日(水)】

彼らに加え、松田選手、秋山選手と、若い選手たちがどんどん成長してきている。

彼らの成長と、アルビのサッカーの進化がどこまで進むのだろうか、と楽しみで仕方ない。

 

Visca Albirex !!

 

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「漫画家たちの戦争 戦場の現実と正体」(中野晴行監修;金の星社)

2023-09-02 14:43:03 | 読む

8月は、終戦を迎えた月だった。

そのせいか、図書館には8月末になっても、戦争についてのミニコーナーが展示してあった。

そのなかに、一度読みたいと思っていたシリーズ本の1冊があった。

そのシリーズの名前は、「漫画家たちの戦争」である。

長い年月が経ち、風化していく戦争、そして戦場の現実。

それらを描いた漫画家たちの実体験や見聞きした悲惨な体験。

戦争の悲劇を忘れないためにも読んでみたいと思っていたのだった。

 

これは、金の星社が創業95周年を記念して出版したシリーズ本で、全6巻となっている。

(1)原爆といのち

(2)子どもたちの戦争

(3)戦争の傷あと

(4)戦場の現実と正体

(5)未来の戦争

(6)漫画家たちの戦争 別巻資料

今回見つけたのは、その4番目の「戦場の現実と正体」であった。

 

この本の収録作品は、私の年齢でも子どものころからよく読んでいた漫画家の作品が多かった。

  • 水木しげる『白い旗』
  • 手塚治虫『大将軍 森へ行く』
  • 楳図かずお『死者の行進』
  • 古谷三敏『寄席芸人伝 噺家戦記 柳亭円治』(脚本協力・あべ善太)
  • 松本零士『戦場交響曲』
  • 比嘉慂『母について』
  • 白土三平『戦争 その恐怖の記録』
  • 秋本治『5人の軍隊』

古谷三敏氏の作品は以前に読んだことがあったが、他は初めて読むものばかりであった。

詳しい内容を1つ1つ紹介するのは避けるが、どの作品からも、現代人にはわからない戦争の悲惨さが、驚きをもって伝わって来る。

 

また、本書の特徴として、1つの作品が終わると、「読書の手引き」というコラムのページがある。

そのページがいい。

それぞれ、次のような小見出しをつけ、内容的に読ませる文章が載っている。

★『白い旗』…「生きろ」と叫ぶ勇気

★『大将軍 森へ行く』…戦争には正義も悪もない

★『死者の行進』…無責任が招いた不幸

★『寄席芸人伝 噺家戦記 柳亭円治』…失われた若い才能たち

★『戦場交響曲』…実際にいた戦場に消えた作曲家

★『母について』…激戦地沖縄の庶民の記憶

★『戦争 その恐怖の記録』…人間らしさを奪った戦争

★『5人の軍隊』…本当に戦争が終わったのは…

 

それらの中で、印象深いのは、『大将軍 森へ行く』の戦争には正義も悪もない、という文章だ。

いじめられているクラスメートを助けるために、乱暴なことをして、いじめっ子やほかの子にもけがをさせたときに正しいことをしたと胸を張って言えるか、とコラムは問う。

クラスメートを助けたいという目的は正しいかもしれませんが、結果として人にケガをさせてしまったことは悪いことです。

「いい戦争」「悪い戦争」という考え方もこれに似ています。どんなに目的が正しいとしても、人間を傷つけてしまう戦争という行為は間違っています。

そうなのだ。

今のロシアのウクライナ侵攻にもかかわって、まったくそうだとうなずける。

あちこちの戦争で言われているのは、必ず自分が正義で、悪いのはいつも相手だという主張だ。

「正しい戦争などない」と、万人が意識し行動できれば、世界は平和になるはずなのだ。

 

なお、8月14日に日本政府が中立国のスイスとスウェーデンの大使館を通じて、「負けを認める」と返事をしていたので、戦争が本当に終わったのはその日とも言えるようだ。

 

漫画だから読みやすく、いい本だなあと思った。

だが1冊3,200円(+税)を超える定価だから、ちょっと高価だ。

残りの巻も、図書館から借りて読むことにしよう。

 

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健診の受診日

2023-09-01 21:20:41 | 生き方

市から指定された健診の日。

昼からというのは、この暑さの中で会場に行くのは、ちょっぴり体がきつさを訴える。

会場まで10分くらい歩いたのだが、受付で体温の計測を受けたところ、37.3℃もあった。

毎朝体温を測ると、家ではだいたい36.1℃なのに、猛暑のなせるわざだな。

 

60歳までは、毎年人間ドックを受けていたが、その後2年間は職場で指定された健診を、そしてここ5年間は、住民の健診を受けている。

 

とりあえず、簡単に結果が出る尿検査は、異常なし。

身体計測では、年々縮んでいく。

身長は、昨年より2ミリ縮んだ。

体重は、去年の69キロ台が、68キロ台に。

いずれも減少している。

腹囲は、ついに82cmまで減った。

どうりで若い頃のズボンがはけるようになったわけだ。

先日久々に見つけてはいてみたのだが、普通にはけるので、われながらびっくりした。

色が明るいブルーなので、今はくには少し恥ずかしい気もするのだが、懐かしい気分になった。

 

さて、それはともかく、10月半ばにはどんな正式な結果通知が返って来るだろう?

ここ数年、心電図などに少し異常があると言われて、後日医者に行ったりしていた。

まあ、再診の結果、去年もおととしも異常はなかったのでよかったけれども。

ただ、今年は、猛烈な暑さでへばっていて、ついに8月は一度も走りに出ないでしまった。

体力の低下が心配ではある。

 

「元気があれば、何でもできる!」

…は、故アントニオ猪木氏の名言だが、やっぱり健康で元気でいたいものだ。

高齢者の仲間入りをしてから、齢を重ねるたびにその思いは強くなるなあ…。

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