ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

個人技とチーム力の勝利 ~2024第9節アウェイ京都戦~

2024-04-20 20:34:39 | アルビレックス新潟

久々、6試合ぶりの勝利!

どんな形であれ、勝利にまさるものはない。

まして、強行日程の中でのアウェイ連戦を「連勝」という形で終えられたのだから、最高の結果を生み出したと言えるだろう。

 

先週土曜日にホームで札幌と戦い、1-1のドローで終わったというのに、今週は、中3日の水曜日にルヴァン杯いわき戦、そしてその後リーグ戦で京都と対戦、ときたもんだ。

しかも、水曜日夜にいわきで試合をして、深夜バスで帰り、そして土曜日にはこれまた京都まで行って、戦うとは、実にハードだ。

対する京都は、中6日と休めているうえに、ホームでの一戦。

ただ、京都も新潟も、5戦連続未勝利だった。

 

前節まで、京都は1勝3分4敗の勝点6で18位。

新潟は、2勝3分3敗の勝点9で14位。

勝ち点差は3しかない。

負けたら、勝ち点で並び、一挙に降格圏に近づいてしまう。

絶対に勝って、勝ち点3を取りたいところだが、ハードな日程が新潟の選手たちに悪い影響を及ぼすのではないかと、試合前はいやな感じがした。

 

先発メンバーの発表で驚いたのが、CBに39歳の千葉の起用。

水曜日の試合でもフルに戦っていたのに、中2日のアウェイ連戦で大丈夫か?

途中で同じく水曜日にフル出場した、特別指定選手の稲村を出す予定か?なんて予想した。

ベンチに小野が控えているのは、心強い。

後半必ず出場するだろう、楽しみだ。

 

試合は、互いにチームの持ち味を発揮しながらの展開。

新潟も、今までほどボール保持にこだわらずに裏をねらう機会も多かった。

特に、右のサイドハーフ松田へのパスで攻め上がり、チャンスが多く作られていた。

だけど、最後の最後で松田からのボールが精度を欠いたりシュートがキーパーの正面をついたりしてしまい、残念。

前半34分には、谷口の見事なシュートが決まり、先制!…と思ったら、その前の松田のプレーがオフサイドの判定。

それでも、時折見せるパスのつなぎ方は、新潟ならではのものがあり、ゴールに迫ったシーンは、迫力が感じられた。

だが、ゴールに迫るのとゴールを決めるのとでは、大きな差がある。

 

そこを打開したのは、後半、59分の谷口のシュートだった。

苦しい姿勢で高木がつないだボールを、谷口が反転して難しい姿勢から放ったシュートは、見事にゴールネットを揺らした。

結局は、個人技がものをいう。

その個人技を磨いているからこそ、シュートが決まるのだ。

さすが、谷口農園長!

野菜を育てながらも、やはりしっかり個人のサッカー力を高めている。

水曜日のルヴァン杯いわき戦に次ぐ、ゴールは立派だ。

 

唯一のゴールは個人技によるところが大きかったかもしれないが、その1点を死守できたのは、間違いなくチーム力だった。

相手のパスをはね返すとともに、パスをつないで京都陣内に攻め込もうとする。

逆にボールを失うと、相手の自由にさせないよう、急いで戻ったり間を詰めたりする。

守るところはしっかりブロックを組んで守って、決定的なシュートシーンが生まれないようにしていた。

千葉は、きちんと今日もフル出場し、クリーンシートでの勝利に貢献した。

交代出場した小野のプレーや指示も的確で、味方に焦りが生まれないように声かけする姿が頼もしかった。

 

チーム全体で攻め、守る。

当たり前だけれど、それを徹底し、勝利をつかんだ。

1-0ではあったが、勝つために各々がしっかりと仕事をした、会心の勝利であったと思う。

DAZNと公式のスタッツを見比べると、枠内シュートの数がずいぶん違っていた。

でも、感覚的には、DAZNの方が合っているような気がしている。

 

4日間で、時間はなくても距離があったアウェイ2試合を勝利したチームが誇らしい。

まずは厳しい1週間3試合を乗り切ったのだから、疲れを取って、来週のホームFC東京戦に備えてほしい。

 

Visca Albirex !!!

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大きな菜の花と黄色い花々

2024-04-19 22:27:24 | 草木花

埼玉で見た菜の花が、でかかった!

私より背が高くて、2mくらいもあるのが、3本並んで立っていた。

しかも生えていた場所は、側溝だった。

人通りが少ない場所だからよかったけど、1本は道路側に倒れてきて、完全に通行の障害になっていた。

埼玉では、野生化している菜の花が多いが、ここまで大きく成長しているのに出合ったのは、初めてだった。

 

大きな菜の花を見た後のせいか、除草する畑でも黄色い花が、あちこちにピョコピョコ伸びていた。

オニタビラコ。

背が高くならないときに花をたくさん咲かせているものもあった。

ほかにも、タンポポや

ジシバリなど

黄色い花が目立ったのは、やはり最初に大きな菜の花を見たせいだろうなあ。

黄色い花々いっぱい。

陽春だなあ…。

 

ところで、あの大きな菜の花は、さすがに邪魔だということで、その日の夕方、地域の方に刈られてしまった。

ちょっぴり残念だった。

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名所案内かと思ったら、マスコットキャラクターの写真集!?~「ぐんまちゃんとお散歩」(中経出版)~

2024-04-18 20:20:41 | 読む

ぐんまちゃんは、群馬県のマスコットキャラクター。

2012年12月21日から群馬県宣伝部長に就任して、群馬県のPR活動に励んでいるのだそうだ。

本書「ぐんまちゃんとお散歩」は、2013年に出版された写真本。

図書館で見かけて、表紙の写真が可愛らしく、目が引き付けられて、借りてきた。

「群馬のいいとこ、めっけた」と副題がついていた。

だから、ぐんまちゃんが群馬県内の名所めぐりをして、観光案内をする本だと予想できた。

上信電鉄の下仁田駅に行ったり、

碓氷峠のめがね橋に行ったり。

ほかにも、群馬県だけに、富岡製糸場とか草津温泉、伊香保温泉などいろいろ載っている。

名所とぐんまちゃんの可愛らしさと両方たのしめて、よいなあ。

なのに、名所の詳しい住所が載っていないのだから、実は、単なるぐんまちゃんの写真集で、名所はおまけ?

 

そう考えていい理由は、ほかのページ。

「保育園で子どもたちと」とか「学生たちとスポーツ」なんてページもあって、ぐんまちゃんと交流する写真が、たくさん載っていた。

マスコットキャラクターの可愛さを前面に出して、プラスして名所案内。

10年以上前の本だったけど、可愛いキャラクターは、色褪せないね。

新潟県のマスコットキャラクターはトッキッキだけど、ここまで可愛い写真集はできないかな?

 

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辛勝かもしれないけど、勝てばいいのだ~ルヴァンカップ2回戦いわきFC戦~

2024-04-17 22:09:06 | 草木花

午後5時、LINEメールで、アルビの先発メンバーの発表があった。

それを見て、ちょっとビックリした。

今日は、ルヴァンカップの2回戦。

アルビレックス新潟は、いわきFCとアウェイ戦。

誰が出場するか、楽しみだった。

GKは、きっと阿部航斗。

CBは、いわきにいた遠藤と千葉ちゃんかな?

SBは、長谷川巧と待望久しい森璃太だろう。

ボランチは、星と島田理事。

MFは、ダニーロ、高木、太田。

FWは、けがから復帰の、開幕戦以来の鈴木。

そんな予想をして、楽しんでいた。

 

さてさて、いざ先発は…と。

そこでビックリしたのは、CB、稲村隼翔の

起用だった。

来季入団と、早くも去年から契約済みの彼。

確かに、Jリーグ特別指定選手だから出場可能のはずだけど、まさか一気に先発で初出場とは、信頼感半端ないなあ。

もう一つのビックリは、高木起用ではなく、FW鈴木と長倉の併用だったこと。

ダニーロと太田、鈴木と長倉。

得点力のある、攻撃陣だと思い、わくわくした。

 

ところが、残念なことに、今日はライブで視聴できる環境ではないのだ。

頼りは、Jリーグの速報のみ。

つらいなあ。

 

前半6分、巧のゴールで先制。

さい先いいなあ。

このまま行ってくれ。

 

前半20分、アルビもいわきもシュートは4本。なのに、前半40分でアルビは4本のままで、いわきは10本って、食らいすぎでは?

おまけに、リータはけが!?

前半38分に早川と交代とは…。

 

それでも、リードで前半終了。

スタッツを見ると、相手のシュートの不正確さに救われているのか?

どうした!?攻撃陣!!?

 

後半になって、ダニーロとか島田のシュートがあったということは、少しは積極性が出てきたか?

だけど、後半15分間でボール保持率は逆転し、いわきが55パーセントだと。

後半18分、2選手交代。

後半32分にも。

本気で勝ちに行っているのが分かる(当たり前だけど)。

追加点がほしい。安心させてくれ。

ずっとそう思っていたら、出ました❗

アディショナルタイムに、谷口の貴重なゴールが!!

2-0。

航斗くん、クリーンシート達成、おめでとう!

速報の文字ながめてハラハラしたけど、ともかく勝ってよかった。

公式戦久々の勝利だ。

 

現地で応援した皆様、ありがとうございました。そしてお疲れさまでした。

今ごろ、磐越自動車道を新潟に向けて走っている方もいることでしょう。

どうか気をつけて。

 

ルヴァンカップ、3回戦は、秋田-湘南の勝者とだ。

負けは想定していない。

Visca Albirex I 

 

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埼玉の家の庭、新潟と違う春の花を楽しむ

2024-04-16 20:39:54 | 草木花

およそ6週間ぶりの埼玉行。

来る途中の越後川口SAでは、桜が咲いていたがだいぶ散ってきていた。

だが、その近くには、まだ残雪のかたまりを見ることができたのだから、オドロキだった。

まあ、いつも4月はこんな風景が見られてはいるけれど。

そして、長いトンネルを抜けて、関東へ。

 

6週間ぶりの埼玉の家の庭には、新潟ではあまり見ない花、見るけど咲く規模が違う花などを見た。

所変われば、…だなあと思いつつ、その違いを楽しんだ。

先月も咲いていたムラサキハナナは、花が満開。

そして、一面にこの花。

この正体は、ビオラの花。

新潟では、プランターで見るのが普通だが、こちらでは、かなり野生化しているのだ。

 

お久しぶりのムラサキカタバミ。

新潟では見かけない。

 

ポピーも、野生化していて、種が飛んできて勝手に咲いている。

あまり見ないシラユキゲシもきれいに咲いている。

チューリップは、この土地の土では乾きすぎていて、増えていかない。

新潟ほど見かけない。

 

マツバウンランの小花は、小さいからスマホではうまく撮れないや。

でも、新潟より早く、こんなに咲いているのを見られてうれしいな。

 

こうして、違いを楽しみつつ、花がたくさん見られるのって、喜びだなあ。

 

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暑さの影響、うちの庭にも

2024-04-15 20:37:35 | 自然・季節

すごいね、新潟県。

全国で、今日の日中の最高気温ランキング。

第1位 本県の三条市 32.5℃

2位と3位タイは沖縄。

第3位 本県長岡市 31.4℃

第5位 本県関川村下関 30.8℃

第6位 本県魚沼市 30.7℃

    同じく新潟市秋葉区 30.7℃

    秋田県横手市 30.7℃

新潟県が上位独占に近い暑さだよ。

新潟県各地で、4月の観測史上で最も高い気温を記録したそうだ。

当たり前だ。今日の気温は7月下旬の気温なのだから。

 

そのせいで、寒さで遅れていた桜がやっと咲いたのに、あっという間に桜吹雪になり始めた。

ことほどさように、様々な植物たちが驚きの変化を見せている。

それは、わが家の庭でも。起こっていた。

 

きれいに咲いた白いハナモモの花が散り始めた。

白い種類のボケの花も、きれいだったのに、一気にくたびれてきた。

反対に、きれいになった同じ白い花を咲かせたのは、イチゴの花だ。

ハナニラの花もたくさん開き始めた。

昨日まで一つも開いてなかったチューリップが、今日一日でいくつも咲き始めた。

オキナグサだって、明日には完全に咲きそうだ。

花はまだでも、オダマキも、急につぼみがふくらんだ。

ツツジも、つぼみの先端が赤くなった。

シャクヤクは、急激に地上で茎を伸ばしている。

当地は30℃まではいかなかったかもしれないが、間違いなく20℃台の後半。

なんてことないけど、今日、本州一暑かった新潟県で、この急な暖かさは、わが家の庭にこんなにいろいろな変化をもたらしていたのでありました。

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新発田街なか花見ジョグ

2024-04-14 20:06:53 | RUN

暖かい日が続いて、桜が満開となった。

1か所にとどまるのもいいが、いろいろなところの桜を見てみたい。

じゃあ、今年も新発田の街なかを桜の花見RUNと行こう。

いや、RUNほど速くないな、JOG、そっちが近いな。

花見ジョグして回ろう。

 

①新発田中央公園(カルチャーセンター周辺)

カルチャーセンターのある新発田中央公園を2周あまり。

桜の花と青空、いいなあ。

上方の両側から枝が伸び、桜のトンネルになっている。

そこを通って行くのは、気持ちがいいなあ。

 

少し違う種類もある。

色がずいぶん濃い花だなあ。

八重咲きのしだれ桜もあった。

二王子岳を望みながら。

桜の花いっぱいの下、園児たちも遊ぶの楽しいだろうなあ。

 

②県立新発田病院

病院前の植樹スペースにも、桜が咲いていた。

気が休まる人もいることだろう。

 

③駅前の、図書館との複合施設「イクネス」の前

④新名所大倉喜八郎の「蔵春閣」の前

そこにも可愛い桜が咲いていた。

 

⑤蔵春閣向かいの諏訪神社

その門入口近くにも桜あり。

 

なのに、庭園で有名な清水園には以外にも桜の木が見当たらず、スルー。

 

⑥カトリック新発田教会

市役所のそばを通り、少し行くと、カトリック新発田教会がある。

その前で咲いていたのは、八重のしだれ桜。

 

⑦アイネス駐車場

そこから、今度は、かつて県立新発田病院があったアイネス新発田の駐車場へ。

ここの桜は、かつてはもっとたくさんあって、「新発田市内で一番早く桜が咲き始める」と言われたものだった。

ここは、今は、新発田城に行くための駐車場としても使われる。

平日だが、観光バスも止まっていて、新発田城を観光に訪れた人たちもいた。

 

⑧新発田城周辺

その新発田城へ足を向けると、多くの人が花見に訪れていた。

 

城門前では、「この橋の上から、こっち側を撮るのがベストですよ。」

なんて、言ってる添乗ガイドらしき女性の姿もいた。

この方向がいいとのこと。

城門内でも桜が満開。

 

辰巳櫓、城門、隅櫓と、遠近があるのもいいね。

 

やっぱり定番の撮影場所は、お堀と隅櫓だね。

りりしく立つ三階櫓と桜も合うね。

ついでに、城前の公園内を1周したが、出店の食べ物のにおいがいかにもうまそうだった。

けれども、ジョギング中につき、寄らずに走り去った。

 

⑨外ヶ輪小学校の桜

遠くに見えたのは、体育の授業らしい子どもたちの姿。

 

⑩心正稲荷大神

ここにも、さして大きくないけど、何本かしだれ桜が咲いていた。

 

⑪市立本丸中学校&青少年健全育成センター

ここも満開。歩道の上は花いっぱい。

⑫新潟職業能力開発短期大学校

ここの桜は、ライトアップもする。

昔からなかなかの桜の名所。

 

…とまあ、こんなふうに何か所もジョギングして回った。

走行距離は、合計約9km。

ランニングではないから、7分10秒/㎞くらいのゆっくりジョグ。

 

あ~、見た見た、たっぷり見たぞ、満開の桜。

自分の足で見て回れるって、やっぱりいいものだ。

 

せっかく咲いたのに、一気に暖かくなって咲いたから、散り始めるのも早そうだ。

花の命は短くて、…だな。

 

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最下位札幌相手に追いついてのドローではあったが…~2014第8節ホーム札幌戦~

2024-04-13 21:52:42 | アルビレックス新潟

スタジアムに着いたら、Nスタンドからくり返し新しいチャントらしい歌声が聞こえた。

スタジアムには、段ボール箱にこんな紙が置いてあった。

そう、この歌がくり返し歌われていたのだ。

何度も聞いたことがあるこの歌のメロディーは…。

「ユーミンの歌だ」とそばにいた娘がつぶやいた。

そう、聞き覚えがたっぷりのこの曲は、「真夏の夜の夢」のサビの部分の替え歌。

 

それはともかく、「挑み続けろよ」「全ては勝ち獲る為」に、サポーターの強い思いが込められているのが分かる。

この歌を、選手たちが練習に入ったときにもくり返し歌い、選手たちを鼓舞していた。

 

スターティングメンバーを見ると、

高木ではなく長谷川元希。

ケガをしたらしい堀米ではなく、早川。

ベンチには、GK阿部、DF千葉、森、MF島田、奥村、ダニーロ、FW長倉というメンバー。

相手FWには、かつてプロの第1歩を新潟で踏み出した、懐かしい鈴木武蔵の名前があった。

 

試合が始まると、連敗の悪夢を払拭したいように、新潟が攻めた。

谷口の2本のシュート、元希や小見のクロスバーに当たるシュートなど、惜しい場面が続いた。

怒濤の15分が過ぎて落ち着いてくると、相手も久々に攻める場面ができた。

そう思っていたら、ゴール前にこぼれたボールを相手選手が思い切りよく蹴ると、クロスバーの下部に当たりながら、ゴールに吸い込まれて行ってしまった。

なんと、アルビ、これで、8試合中7試合で相手に先制を許している。

これでまた試合が難しくなってしまった。

 

札幌の選手たちの動きがここで一段と良くなったように見えた。

アルビの選手たちは、また前節までのような攻撃の停滞を見せるようになった、と感じた。

 

前半が終了し、後半になっても、あまり形勢は変わらなかった。

だが、75分、相手FW(負傷した鈴木武蔵に代わって前半10分から出場していた)が、今日2枚目のイエローカードをもらって退場になった。

そこで明らかに新潟が優勢となった。

交代した選手たち、ダニーロ、奥村らの動きもよく、攻め込む場面が増えた。

そして、80分、秋山がペナルティエリア前からミドルシュートを放つと、相手の頭に当たってコースが変わり、ボールはゴールネットを揺らした。

待望の同点に追いついた。

 

この後も何度も攻め込みはしたが、一人少ないながら相手の粘り強い好守もあり、残念ながら勝ち越しゴールは生まれなかった。

スタッツにも後半の攻めた数字は残ったが、勝利できなかったのは悔しさが残った。

3週連続で週末にホーム戦を戦ったが、「百花繚乱」とはいかなかったな。

 

1人少なくなった最下位札幌相手に、追いつくのが精一杯のドロー。

そんな見方をする人もいるのだろうなあ。

それだと、つまらない思いしかないだろう。

私が、今回短い出場時間ながら引き付けられたのは、関西福祉大から新加入した奥村仁選手のプレーであった。

狭いエリアでも、相手をかき回したり引きつけたりしながら、予想外のところへ鋭いパスを出すなど、新しい戦力としての魅力を存分に発揮した。

高木、長谷川元希に次ぐ、トップ下での魅力的なプレーを見せてもらった。

今後がとても楽しみだと思えた。

こうして新しい戦力が確実に戦力となるプレーが見られるのはうれしい。

まだまだシーズンは長い。

ケガをしていた選手たちが回復して戻ってくれば、どれだけまた面白くなるか、楽しみだ。

 

8節を終えて、町田に代わってセレッソが首位に躍り出たり、柏が上位に顔を出してきたりと、まだまだJ1リーグは混戦模様である。

勝利を積み重ね、勝ち点を増やしていってほしい、と願う。

 

来週水曜日には、ルヴァン杯のいわき戦。

それもあって、今日は高木など有力選手が温存されたのだろう。

そこで確実に勝利して、次の試合へ弾みをつけてほしい。

 

Visca Albirex !!

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豊かな気分、菜の花畑 ~福島潟~

2024-04-12 17:23:25 | お出かけ

  

  いちめんのなのはな

  いちめんのなのはな

  いちめんのなのはな

  いちめんのなのはな

  いちめんのなのはな

  いちめんのなのはな

  いちめんのなのはな

  かすかなるむぎぶえ

  いちめんのなのはな

(以下略)

…山村暮鳥の詞「風景 純銀もざいく」を思い出した。

まさに、「いちめんのなのはな」

新潟市北区の福島潟の菜の花が、今年もきれいに咲いていた。

 

はじめに、「遊潟公園」に車を止めて、ビュー福島潟を入れて撮る。

 

その後、そちらの方へ移動して、道を渡ると、菜の花畑だ。

よちよち歩きの小さい子が二人、記念写真を撮ってもらっていた。

可愛いな。

潟来亭の近くには、こいのぼりがあったが、風がなく垂れていた。

両側を菜の花畑にはさまれて、潟の方へ小径を行く。

ゆるやかにカーブしているのがいい。

潟のそばに着いて、振り返ると、

潟来亭とビュー福島潟がいい立体感で菜の花畑を引き立てているような気がする。

菜の花の水鏡。

ここから先に歩を進める人は多くないのだが、潟沿いに進んでいくと、なかなか素敵な水鏡が目に映る。

 

潟沿いの道の反対側には、別の植物が、菜の花より少し濃い黄色い花を咲かせていた。

去年までこちら側にこんな花は咲いていなかったぞ。

でも、この黄色い花は、知っている。

サワオグルマの花だ。

この花は、奥の自然学習園に咲いていたものだったが、種が飛んでいるのだろうか。

そんなことを考えながら、自然学習園の方に足を伸ばす。

そこでは、この時期サワオグルマと並んで花が楽しみな植物がある。

水から顔を出して花を咲かせるミツガシワの花。

ところが、今年は、まだせいぜいつぼみでしかなく、見られなかった。

一つぐらいは咲いていないかと目を凝らしてみたが、残念。

 

別のルートを通って、潟来亭の方まで戻る。

遠くから見ていたら、何か着ぐるみのようなものが動いていた。

入れ代わり立ち代わり一緒に写真に写るようにポーズをとっていた。

近寄って見たら、その正体は、福島潟のマスコットキャラクター「クイクイ」くんだった。

「クイクイ」は、国の天然記念物「オオヒシクイ」をモチーフにして、日本一の越冬地である福島潟のPRを目的として誕生したキャラクターということだった。

動きにくいだろうし、この日は暖かかったからきっと暑かっただろうなあ…と思った。

 

最後に、ビュー福島潟に上り、そこから伸びた歩道橋のような建物の上から、もう一度菜の花畑を見た。

遠くの青い二王子岳を背景に、黄色いじゅうたんのような菜の花畑。

きれいだなあ。

なんだかとても豊かな気分になったよ。

 

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胎内市持倉のカタクリの花を見に行く

2024-04-11 18:31:26 | お出かけ
新潟県の観光スポットを紹介する、「にいがた観光ナビ」というサイトがある。
 

【公式】新潟県のおすすめ観光・旅行情報!にいがた観光ナビ

新潟県観光協会がお届けする公式観光ガイド。新鮮な海の幸と米どころならではの旨い地酒、雪国情緒あふれる街並みやスキー場、温泉など、新潟には多くの人を魅了するスポッ...

にいがた観光ナビ

 
その中に、「季節のおすすめ情報」というのがあり、春には、花の開花情報が提供されている。
「新潟県の桜・お花見ガイド」「チューリップの開花状況」「カタクリの開花状況」「ミズバショウの開花情報」「雪割草の開花情報」…(以下略)と、私好みの県内各地の花の情報が並んでいる。
「カタクリの開花状況」には、私らがよく行く、鷹ノ巣キャンプ場はもちろん入っている。
そこで見たから、先日は鷹ノ巣キャンプ場に出かけて、カタクリの花たちを愛でに行ってきたわけである。
 
鷹ノ巣キャンプ場の開花状況を調べるためにそこを見ていたら、カタクリの花の名所として聞き慣れない場所が上がっていた。
それが、ここ。
「胎内市持倉」。
この集落の入口は、鷹ノ巣キャンプ場に行くときに通るのだが、カタクリが咲く場所があるとは全然知らなかった。
そこで、先週割と近くまで行く機会があったので、寄ってみようと思った。
 
車で国道290号線を行くと、集落の入口の電柱にこんな案内がくくり付けられてあった。
そこから入っていくと、分かれ道には同様の案内が矢印で案内標示されていた。
いくつかの道をずうっと山の方へ入って行った。
すると、どうやら目的地と思わせる看板に出合った。
その周辺には、よく見るとあちこちに点々と赤紫色のカタクリの花を見つけることができた。
とりあえず車を止めて、看板の奥の道へ歩いて行った。
すると、左側の土手側にポツポツと小さなカタクリが可愛い花を咲かせていた。
前日鷹ノ巣キャンプ場で見たカタクリに比べ、ひと回り小さい花が多かった。
カタクリのほかに、ショウジョウバカマやキクザキイチゲなどの花も見ることができた。
花が咲いているのは見られるが、前日に鷹ノ巣キャンプ場でたくさん見たので、真新しい発見はなかったので、しばらく行ってから戻ることにした。
こんな感じの風景で、この土手にずうっとカタクリの花を見ることができたので、戻りながらもう一度可愛い花たちを眺めてきた。
 
ここの集落にカタクリを見に来ても、特に店や何かがあるわけではないから、地域の得になることは多くないとは思う。
だが、地域の方々が整備して、カタクリの名所として、公開してくれているのはありがたい。
ほかの人たちにも見てほしい、そしてともに大切にしてほしいという願いが感じとれる。
 
豊かな自然が残る自然の中で、保全に努める地域の人々の思いや願いを感じた、持倉集落のカタクリの花であった。
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