ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

わが家のミョウガ事情

2024-10-11 21:35:05 | 草木花

家の庭には、ミョウガが生えている場所が2か所ある。

 

だが、はじめは、ミョウガはなかったし、植えた覚えもなかった。

家の西側、道路側はもともとサンゴジュの垣根にしていた。

だがあまりにも落葉がひどくなったので、造園業者に頼んで20本近くあったサンゴジュを全部撤去してもらった。

抜いてしまったら穴だらけになったので、代わりに砂や土を入れてもらった。

そしたら、そこにミョウガの根とか入っていたらしい。

いつのまにかミョウガが生えてきた。

このミョウガは、量は多くないが、8月にはもう食べられるものができる。

だから、そうめんや冷やしうどんの薬味に使ったりできる。

食べられないサンゴジュより、食べられるミョウガが生えている方が、こちらとしてはうれしい。

 

そして、東側にもミョウガが生えるようになった。

ここには、もともとはライラックの木を植えていた。

ところが、原因不明で枯れてしまった。

そのスペースに枯れ木や枯れ草などをよく積み上げていたのだが、そこの土は少し肥えるようになったようだ。

そこに、隣家との境につくったブロック塀を乗り越えて、いやもぐり越えて(?)ミョウガが生えるようになった。

隣家には塀のそばにミョウガが生えていたので、それが塀をもぐって繁殖してきたのだろう。。

ここのミョウガは、土が肥えていたせいか、大きいのがたくさんできる。

しかも、こちらのは10月にできる。

できる時期が東と西で違うのは面白いのだが、東のミョウガは今が旬。

ミョウガの花畑になってしまっている。

放っておけないので、採れるだけ採りまくった。

雨の降った後にやったので、指先が泥だらけになってしまった。

全部で114個も採れた。

この後、よく洗って泥を落とし、食べられるようにした。

 

ただね、ミョウガって、たくさん採れても、一度にばくばく食べる物と違うのだよね。

子どもの頃には苦手な食べ物だったけど、幸い今は嫌いではない。

まずは天ぷらで少し減らして、あとは酢漬けで長期保存だな。

 

…以上、どうでもいいようなわが家のミョウガ事情の話でした。

 

 

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ルヴァン杯準決勝ホームで快勝! ~2024ルヴァン杯準決勝川崎フロンターレ戦第1戦~

2024-10-10 15:16:15 | アルビレックス新潟

勝ったねえ!!

しかも、4-1。

スコアの上では快勝だ。

今朝の目覚めは、すこぶるよかったよ。

 

これが直近の4試合4連敗だったチームか?と思えるほどの点差をつけての勝利となった。

ホーム&アウェイの2024ルヴァン杯準決勝、ホームに好調フロンターレ川崎を迎えての第1戦、誰しも苦戦を予想した。

なんてったって、2週間前のリーグ戦では1-5で大敗している相手だ。

そのショックか、先週の鹿島戦は0-4で連続大敗し、直近の試合4連敗中の新潟。

対するに川崎は、首位争いをしている町田に4-1で連続大勝している。

いくら通算成績で川崎には23勝21敗3引き分けで勝っているとはいえ、今の両チームの調子をみると、新潟の劣勢が予想されていた。

 

だけどね、先発メンバーを見たら、なんか期待が持てたのだよ。

なぜかというと、前からトップに小野、そして太田、長谷川元希、谷口の攻撃陣。

直前の大敗鹿島戦で、小野、太田、谷口が起用されたのは後半4点差がついてからだった。

そして、元希はベンチにすら入れなかった。

彼らは皆、気持ちを前面に出してプレーするタイプの選手たち。

「自分が最初から使われれば、あんな惨めな試合にはさせなかったのに」

「今日の試合は、自分たちのプレーで、絶対勝ってやる」

そんな思いでがんばってくれそうな気がしたのだった。

 

さらに、大切な守備のセンターバックに、トーマス・デンがオーストラリア代表に招集されたので不在というピンチに、強化指定選手の稲村が起用されていた。

所属は東洋大の彼が、アルビレックス新潟のために出場してくれる。

今までの試合で、稲村の実力はみな十分に認識済みだ。

サポーターらから彼の元に「新潟を助けてくれ」とメッセージが届いていたというのだから、恐れ入る。

 

だけど、試合が始まってやっぱり多少悲観的になるのは仕方がないかな。

開始早々2分くらいのときに、小野がフリーになってGKとの1対1を外したときには、また今日も「たられば」(「入っていたら」「入っていれば」)の試合になるのかと思ったりした。

私は、この試合は現地に行かずに、パソコンでSPOOX視聴。

9分くらいから画面が凍ってしまって、20分近くも回復できなかった。

その間のコーナーキックなどのピンチは回避したらしいが、川崎にボールを持たれる展開だったらしい。

15分でのポゼッションは、新潟34%:川崎F66%だったとか。

 

やっと映像が回復してからは、新潟の攻撃がはまっていたから、よかったけどね。

25分に小野のクロスから、ゴール前でクリアされたかに見えたボールは、谷口がダイレクトでゴールに蹴り込んで新潟先制。

45分には、秋山が体勢を崩しながらも送ったボールを得てエリア内に進入した太田が、GKの股を抜くシュートで追加点。

なんと前半のうちに2-0とリードを広げた。

前試合の鹿島戦は0-2だったから、全く逆の展開だ。

しかも前半のスタッツを見ても、川崎の枠内シュートはゼロに抑えていた。

 

だけど、前の対戦で5点取られた川崎だからわからないぞ、と気が引き締まる。

2-0は危ないスコアだという。

特に、後半の開始早々が大事だぞ、と思って見ていたら、5分でチャンスを迎えた。

その流れから、藤原が右からシュートを放つと、ゴール前の長谷川元希が軽くふれたボールは、ネットを揺らした。

やったね、長谷川元希、たしか3月の名古屋戦以来のゴールでしょ。

口角上がったね。

 

そのわずか3分後、右の太田から左の小見へ、そして中央に回ったボールは最終的に星がGKの逆を突くようにしてシュートを決めた。

星の今季初ゴール!

骨折からの復帰、本当におめでとう!

これで、鹿島戦と同じ「4-0の逆バージョン」だ。

 

おまけに、ここで小野→長倉、星→宮本、太田→ダニーロとまた楽しみな選手に交代。

彼らもしっかり動いてよい仕事をしたのだが、26分、与えたコーナーキックから落とし穴にはまったような感覚で、失点。

 

だけど、その後はどちらも得点が入らず、4-1で試合終了。

新潟が、第2戦に向けて大きなアドバンテージを得た。

この試合の勝因は、なんといっても、気合の入れ直しだと思った。

勝つことにどん欲になった選手たちが、見事に惜しむことなく力を発揮してくれた。

インタビューに応えた太田も松橋監督も「まだまだ」を力説していたが、新潟の選手たちには、期待していた「泥臭さ」と「熱量」を見ることができた。

この試合では、守備でも攻撃でも、負けてたまるかという選手たちの気合が感じられ、非常によかった。

この日の新潟日報には、4連敗中の新潟の守備にふれていた。

2メートル未満「ブロック」が、4試合の平均で10.5回。

それ以前の第30節までが12.7回だったのに比べて、少なくなっている。

そして、「タックル」も連敗前は平均13、7回だったのに、連敗中は9、5回。

ボールに食らい付く対する執念が足りない。

タイトな守備や、1対1でボールを奪い切る強さなど、全員のハードワークが必要だ。

というような内容のことを言っていたが、この試合ではそれができていたよ。

相手の枠内シュートもわずか1本に抑えもしたし…。(決められたのは悔しいが)

 

この強度を保って、アウェイでの第2戦も負けずに勝って、国立競技場での決勝に進みたい。

だけど、日曜日、15時から始まるこの試合に、私は参戦できない。

パソコン視聴もできない。

そのころ自分は、別な戦いにグダグダになって取り組んでいる最中か、終わってホッとしているか、はたまた途中でダメになってしょげているかなのである。

それは、新潟シティマラソン。

8時半出発で7時間制限のマラソン。

仮に完走しても、会場からの移動で視聴不可能。

アルビのレプユニを着用し、決勝進出を祈りながら走ることにしよう。

 

Visca Albirex !!!

 

 

 

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アメリカミズキンバイの増殖

2024-10-09 14:52:38 | 草木花

数年前に見つけてから、ずいぶんその勢力範囲を広げているなあ、と思うのがアメリカミズキンバイ(ヒレタゴボウ)。

1950年代に愛媛県で発見されたそうだが、熱帯アメリカ原産の帰化植物だという。

数年前に初めて当地で見つけてから、秋になると湿地できれいに咲くなあと思っていた。

 

今年、ビックリしたのは、その勢力範囲がずいぶん広がったことである。

先日、RUNに出たときに去年もよく見かけた田んぼがあるので、今年もアメリカミズキンバイ咲いているかなと思って通った。

すると、その場所のそばにはやっぱり花を咲かせていて、風にそよいできれいだなあと思って、走るのをやめてスマホ撮影した。

残念ながら、田を渡る風によって、きれいには撮れなかった。

 

そこを過ぎて少し行ったら、田んぼに水が入る用水路脇にもっとたくさん咲いているのを見つけた。

驚いたのは、その隣の田んぼであった。

たんぼのあぜ(畔)一帯にアメリカミズキンバイが咲いていたのであった。

こんなにいっぱい増えたのか。

こんなにたくさんまとまって咲いているのは、初めて見た。

 

帰化植物が繁殖するには、それなりの条件が必要だろう。

帰化植物で「熱帯アメリカ原産」の植物であり、最初に見つかったのが南方の愛媛県ということだから、本来気温の高さが必要なはずだ。

それなのに、この北国新潟県でこんなに増えているというのは、やはり地球温暖化が進んだということだろう。

さらに一気に増えているというのは、そのための条件を満たしているということだ。

植物にとっての生息環境がずいぶん変わってきているのだろう。

 

植物と言えば、今年は、あちこちで野菜の不作が話題になり、値段が高騰した。

おそらく野菜を育てるために適した気候ではなくなってしまったことが、不作につながっているのではないか、と思えてきた。

台風の異常発生や、短時間の集中豪雨や竜巻などによる突風被害も、年々頻発している。

これらは、やっぱり地球温暖化が相当進んできているからだろうと危惧する。

これからどうなってしまうのか、怖さがある。

 

ランニング中、アメリカミズキンバイの増殖を見つけて、地球温暖化の懸念が広がったのだった。

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軽井沢千住博美術館を訪ねて

2024-10-08 20:52:53 | お出かけ

めがね橋を後にして向かったのが軽井沢。

何でも検索すれば目的地に着くのは簡単なのに、軽井沢に着いてから、どこにあるの?と検索したのが、軽井沢千住博美術館。

軽井沢の名所はいろいろあるのだけれど、千住博の作品に会いたくなった。

 

千住博の作品は、10年以上前だと思うが、新潟だったか長岡だったかで作品を見る機会があって、とても印象に残った。

特に、滝を描いた絵には心が引かれた。

見終わった後、作品と同じ絵の定規兼しおりを買ったのだった。

機会があれば、もう少したくさんの作品を見てみたいと思っていた。

 

ところが、検索した場所が悪かったのか、車のナビもスマホのグーグルのナビも、道案内がおかしくて、引き返さざるを得なくなったのは、ご愛嬌。

最初から千住博美術館に行く、と決めていたら、まっすぐ国道18号線を行けば近かったのに、一度軽井沢の街なかに入ってしまっていたから、迷うことになってしまった。

私は、昔からどうも要領が悪い。

まあ、こうして67年余りを生きてきたのだから、仕方がない。

同行者2名には、申し訳ないと思うなあ。

 

さて、それでもナビをセットし直して、その軽井沢千住博美術館に無事に着くことができた。

今は、「チキュウ・ウチュウノキセキ~モチーフから見る千住博が伝えたい世界~」という特集展示を行っていた。

館内は明るく、自然光がたくさん入る造り。

 

今回のテーマは、「時の流れ」。

「ビルシリーズ」「山水、楽園、桜シリーズ」「滝シリーズ」「崖シリーズ」「様々なシリーズ」と5つのシリーズがあった。

 

 

やはり印象に残るのは、滝である。

どうしてこんなに流れる水やそのしぶきを、淡々とそして激しく描けるのだろうか、と思う。

その流れには、同じように流れゆく「時」を感じてしまう。

10分弱の動画(映画?)を見られる「ザ・フォール・ルーム」もあった。

滝の流れから、一日の流れ、季節の流れなどが静かに映し出され、その移ろいが無常観を感じさせた。

 

この美術館は、リーフレットによれば、「美しい樹々や花々とともに楽しんでいただける美術館です。」とも書いてあった。

そのとおり、館内にも樹のスペースがあったけど、

美術館の周辺には様々な樹々が植えてあり、森の中の美術館の雰囲気を出していた。

また、季節の花が、いろいろに咲き乱れていた。

秋明菊は、紅白あり。

シモツケソウもあった。

ノリウツギに似た、アジサイ系の花や、

まだ咲いているカシワバアジサイもあった。

 

滝などの絵画はもちろん、とてもよかった。

でも、それだけでなく、館の内外の植物など自然を感じられるのもいいなあと思った。

軽井沢千住博美術館。

素敵な美術館だった。

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めがね橋再訪

2024-10-07 15:52:50 | お出かけ

宿泊した磯部温泉から、国道18号線に出て、次に向かったのが碓氷峠方面。

ところが、碓氷峠は先月土砂崩れがあって、現在通行止めになっている。

だけど、今月は、「碓氷峠Mapleヒルクライム in 安中 2024」という自転車レースが行われる予定になっている。

だから、大会が開催されるよう、工事が続いているのだそうだ。

幸い行ってみたい目的地までは、通行止めがなく、行けるとの情報。

吉幾三 !

よし、行くぞ!

 

その行先は、めがね橋。

磯部温泉も群馬県安中市だが、めがね橋も群馬県安中市。

去年読んだ「ぐんまちゃんとお散歩」の本にも載っていたっけ。

 

名所案内かと思ったら、マスコットキャラクターの写真集!?~「ぐんまちゃんとお散歩」(中経出版)~ - ON  MY  WAY

ぐんまちゃんは、群馬県のマスコットキャラクター。2012年12月21日から群馬県宣伝部長に就任して、群馬県のPR活動に励んでいるのだそうだ。本書「ぐんまちゃんとお散歩」は...

goo blog

 

 

そのめがね橋は、碓氷峠に至る国道18号の旧道沿いにある。

やっぱり存在感がすごい!

国指定重要文化財のめがね橋。

正式名称を「碓氷第三橋梁」という。

明治25年12月に完成した日本最大のレンガ造りのアーチ橋。

近くの階段状に整備した山道を登る。

近くにある植物も気にしながら歩く。

登り終わると、その橋と第6号トンネルの間に出る。

さっそくめがね橋を渡ってみる。

結構高さ感があり、下を見ると、このジイさん足がすくむ。

いやあ~、明治の時代に、よくこんな高くて立派な橋を造ったものだね。

しかも「第3橋梁」の名のとおり、橋はこれ1つではなく、第2から第6までの5基の橋梁が残っているのだそうだ。

「アプトの道ハイキングコース」というのもあるとのこと。

橋の反対側を見ると、見えたのは、長野新幹線ができる前まで使っていた鉄橋かな?

第5号トンネルの入口までが、めがね橋。

そのトンネル内に少しだけ入ると、こんな幻想的な写真を撮ることができた。

このトンネルの向こうには何があるのか、思わず行ってみたくなる人が多いことだろう。

そう思いつつ、私らはゆっくり過ごす予定ではなかったので、引き返した。

入れ代わりに、観光バスから降りた一団のグループが、ふうふう言いながら上がってきた。

 

それにしても、あんなに高いところを汽車が走っていたのか。

汽笛を鳴らしながら蒸気機関車が走って行く風景は、きっといい絵になっただろうなあ。

 

実は、ここには、以前一度来たことがある。

それは、今から13年余り前の2011年2月のことだった。

当時は、まだうっすらと雪が積もったりしていて、ほとんど人に会わなかったっけ。

 

2度目のめがね橋。

冬は殺風景な気がしたけど、今はまだ周辺に緑が多いから、今回の方がよかったな。

でも、あとひと月ほどしたら紅葉できっともっと美しいのだろうなあ。

そんなことも思っためがね橋の風景であった。

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久々の温泉宿宿泊 ~磯部温泉~

2024-10-06 19:52:24 | お出かけ

先日埼玉に行って、貸してある畑や家の様子を見てきたが、3か月でずいぶん変わっていた。

まあ、契約した条件の中で自由に使ってください、ということで人に貸したのだから、それはOK。

だけど、行ったところで宿泊先はどうする?ということが問題。

せっかくだからと、別なところに温泉宿をとってみることにした。

その翌日、軽井沢方面に行きたかったので、その途中の磯部温泉に宿をとった。

 

磯部温泉と言うと、舌切り雀のお宿、ということで「ホテル 磯部ガーデン」がよく知られている。

以前、職場関係の旅行で宿泊したことはあったので、そこではない宿を探したら、その姉妹館として「磯部温泉 桜や」というところが見つかり、事前に予約したのだった。

 

磯部温泉は群馬県で、埼玉県の隣県なんだけど、埼玉の家からそこまで50kmくらいで行けるんだな。

意外と近いのでびっくりした。

新潟県だと、場所によっては、50kmなんてまだ「隣町」だよ。

高速道路も使って、目的地まで1時間くらいで着いてしまった。

ただ、その目的地は、車のナビの目的地。

ホテルの名前が違うし、入口が分かりにくかったので迷ってしまった。

予約したホテル名は「磯部温泉 桜や」なのに、入口にあった看板は「桜や作右衛門」だったから。

ぐるっと1周して、たぶんここだろうと車を進入してみるとそこでよかったことを確認した。

そこで見たのが、

キンモクセイ

ギンモクセイの花。

キンモクセイはよく見るが、ギンモクセイは珍しい。

 

ホテルのフロントに立っていた男性が、アジア系の方だったが、日本語が堪能で丁寧な言葉づかいで対応してくれた。

あとで聞くと、ネパール出身で、18歳のときに日本に来てから11年たったのだとか。

こんな土地にも国際化の波が押し寄せているのか、はたまた人材確保のためなのか…。

だけど、故郷を離れて他国でがんばって働いている人だと思うと、とても好感を抱けた。

 

用意された部屋は、床の間があって、昔ながらの和室なのだが、ベッドが一つ置いてあった。

妻と娘は別室だったが、その部屋ではベッドは1つで、そのそばにはふとん1式が準備されてあった。

1人はベッド、1人は畳の上のふとんということだった。

宿のリーフレットを見ると、創業130年、歌人若山牧水ゆかりの宿なのだそうだ。

風呂は、夜と朝とで男湯・女湯を替えるとのこと。

どちらも内湯はほぼ同じだが、

露天風呂は、片方が「樫の湯」といい岩風呂であり、

もう片方は「湯ざくら」という檜の風呂だった。

初日と2日目の朝と、どちらも入ってみたが、樫の湯は、他と違って泉質がぬるぬるして気持ちよかった。

夜と朝とで両方楽しめるのはよかった。

露天風呂には、水風呂も置いてあったが、さすがにこの時期になると冷たすぎるから、パスしたけどね。

 

面白いのが、朝食のとり方。

胸に「桜や」の札を付けて、姉妹館の「磯部ガーデンホテル」に行ってそちらの客同様にビュッフェ形式の朝食をとるのだ。

磯部ガーデンは、「舌切り雀のお宿」と公言しているから、館内にはこんな像や

こんな場面の展示物(展示部屋?)があった。

これは、ここの雀のキャラクターか?

名前が「おちゅん」とは可愛いこと。

 

さて、食事。

ここで働いている男性や女性の皆さんも国際的で、アジア系の人が何人もいた。

その働きぶりがしっかりしていて素敵だった。

上州名物として、こんにゃく料理がいくつもあったのは、地元の特産物を扱っていていいなと思ったよ。

たしかに、近くの畑にはこんにゃくが栽培されているのをたくさん見たのだった。

宿の規模は違うが、同じ朝食を摂れるのは面白いなあ、と思いつつゆっくり食事した。

 

今回は、妻、娘と一緒の、10数年ぶり、久々の家族での温泉宿宿泊であった。

そんなに時間が空いたのは、娘の病のことがあったからであった。

かつて発作が起こりやすいからと危険ということで、水のそば―プール、海、温泉、公衆浴場など―は避けてきた。

今も薬を服用し、温泉も避けてきたが、発作は10年近く起こっていないから、気をつければ大丈夫だろうということで、娘は妻と一緒に注意して入ることにした。

何事も起こらず、大ホテルの浴場ではないので他の人にも会わず、温泉を楽しむことができたことも、よかった。

 

こうして、温泉宿に宿泊して、日常とは異なるいろいろな体験ができたし、とても楽しかった。

めでたし、めでたし。

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2試合連続惨敗とは… ~2024第33節ホーム鹿島アントラーズ戦~

2024-10-05 22:17:58 | アルビレックス新潟

最低最悪!

惨敗は、「惨めに敗れる」と書くが、本当に惨めな負け方だった。

前半早々に2点を失い、前半のアディショナルタイムに3点めをとられる。

後半早々にも失点し、結局0-4で大敗。

前節も1-5で大敗しているから、2戦連続の大敗。

こんなひどい連敗は、J2に落ちた時も見ていないような気がする。

 

この前もひどい負け方をしているから、今節は見違えるような試合をしてくれると期待していた。

だが、その期待はあっという間に裏切られた。

すっかりおどおどして、なんとも自信のないゲームの進め方だ。

DFとGKのところでばかりボールを回していて、ちっとも敵陣に入れない。

たしかに、鹿島の守りに隙はなかったかもしれないが、それにしても前にボールがいかない。

そうこうしてボールを回しているうちに、相手にかっさらわれて、手間をかけずにエリア内に持ち込まれ、シュートを打たれて失点する。

前節そのまんまやないかい!!?

なーんにも進歩がない。

それどころか、点を取られるのを怖がっていて動きが悪い。

反対に鹿島の選手たちは、ボール奪取するぞ、攻め込むぞ、スペースに動くぞ、シュートするぞ、とよく動く。

こんな動きなら、かつては(過去形かい!?)新潟が(今季中盤まで)やっていたものだ。

相手にボールを奪取されたら、すぐに取り戻すために強いプレスをかけていたし、泥臭く追い回していた。

今日の試合も、似たようなことはやっていたが、あくまでそれは似たようなことであって、かつてのものほどではない。

むしろ泥臭さを感じたのは鹿島の方だった。

とにかく必死になってボールを追いかけ、アルビの選手にプレッシャーを与え、チャンスと見たら考える暇を与えずに攻め上がる。

そういうがむしゃらさ、泥臭さを鹿島の選手たちに感じた。

 

前半早々に2失点したので、もうこれ以上失点したらアウトだな、と思っていたら、前半のうちにその姿を見てしまった。

だめだこりゃ。

おまけに、後半少しは巻き返そうという姿勢はうかがえたが、やはりすぐ失点。

だめだこりゃ。

頭の中で、いかりや長介のセリフがループした。

あとで試合のスタッツを見たら、前半はシュートはゼロ。

いたずらにパスの回数ばかりを増やしていただけだった。

 

だめだ、こりゃ。

と、わがボスも思ったようで、一度に4人替えした。

そこから、ようやく試合らしくなった。

それまで感じられなかった、泥臭いがんばりがようやくアルビの選手にも見られるようになったのだ。

戦える選手が増えたということだろう。

相手に服をつかまれようがファウルまがいのことをされようが、ボールを失ってたまるかという小野裕二。

目の前の相手には絶対に負けない、と体を張って厳しく守備をし、相手の裏を突くパスをしようとするトーマス・デン。

時には裏をねらって、時には素早いドリブルで、なんとか得点につなげようとする谷口・太田の両ウイング。

 

あー、こういうサッカーを見たかったのだ。

泥臭く、気持ちの現れたプレーを。

こういうのが、アルビの持ち味だったはず。

それをきれいにはがそうだとか、相手を技術的に上回って得点しようだとか、なんか違うんだよな。

今日なんか、対戦相手の鹿島の鈴木や師岡のプレーにその泥臭さと、負けない・勝つんだという強い気持ちを感じたのだった。

もともと力のある選手たちに、強い気持ちの現れた泥臭いプレーをされては、敵に回して簡単に勝てるわけがない。

前節の試合については、次のようなことを書いていた。

川崎の攻撃には、鋭さがあった。

相手より1歩早く動き出すこと。

圧力をかけてボールを奪うこと。

奪ったらとにかく早く相手陣内に入ること。

そしてとにかくシュートを打つこと。

これらの点で上回られてしまった

今回の鹿島戦もまったく同様な形でやられたし、そこに気持ちと泥臭さが加わっていたから、完敗だった。

 

アルビレックス新潟は、挑戦者だったはず。

相手の攻撃をかわしてきれいに勝とうなんて、まだ10年早いわ!

と、Jリーグの神様に言われているような気がする。

4連敗している間に、またJ2降格圏に近づいている。

降格圏やそこに近いチームが、目の色を変えて泥臭くがんばっている。

アルビも、その点では本来負けていなかったはず。

来週のルヴァン杯準決勝を契機にして、泥臭い挑戦者として戦って勝つことを思い出してほしい。

Visca Albirex !!!

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この頃古い児童書を読んでいる

2024-10-04 20:21:51 | 読む

最近は、図書館に行っていない。

その理由は、古い児童書によるところが大きい。

 

もうアラフォー世代となったうちの子どもたちの部屋にあったものの片づけもしているのだが、そこで見つかる本がある。

しばらくぶりに見ると、ほこりだらけになっていたりしみができたりしている。

さすがに汚くなっているので、これを古本として買い取ってもらおうなんてことはしない。紙ごみの日に捨てるしかないだろうと思っている。

先日ここで書いた「西遊記(1)」もそんな本のうちの1冊であった。

だけど、本を捨てる、ただのゴミに出しちゃうなんてことは、ちょっともったいないのだ。

本って、やっぱり自分にとって宝の1つなのだよな。

そう思えてならない。

ならば、本は読まれてこそ本なのだから、捨てる前にもう一度読んであげなくては、なんて思ったりする。

だから、子ども向けの本でも、ちょっと気になって読んでみようかな、と思ったのだ。

ここに挙げた4冊の児童書は、いずれも「フォア文庫」のものである。

子ども向けだから、短い時間で一気に読むことができた。

 

 ところで、裏表紙を見たら、同じフォア文庫なのに出版社が違っていることに気がついた。

「目をさませトラゴロウ」(小沢正・作;理論社)   A010

「ぬすまれた教室」(光瀬龍・作;岩崎書店)     A074 

 「ふしぎなアイスクリーム」(手島悠介・作;金の星社)A044

 「学校で泣いたことある?」(末吉暁子・作;岩崎書店)A059 

なぜかな?と思って、もう一度本の終わりの方のページをよく見てみた。

すると、こんなふうに書かれてあった。

フォア文庫

 この文庫は、岩崎書店、金の星社、童心社、理論社の四社によって協力出版されたものです。

 …なるほど、そうだったのか。

4つの出版社が協力して出版しているから「フォア(four)文庫」なんだね。

 

そして、ナンバーの前についている「A」は小学校低・中学年向けであることを示しているのだそうだ。

もし、「B」なら小学校中・高学年、「C」なら小学校高学年・中学向けというわけだ。

60代の後半になって30年以上前の児童書を読むのも、意外と悪くない。

文字は大きめだし、理解しやすいし。

さらに言えば、想像力を使って読むから、なかなか楽しい。

まともに考えれば、動物たちが人間の言葉をしゃべったり、宇宙人が日本語を使えたりするわけがない。

でも、その壁を乗り越えて読むと、作者が子どもたちに託したい夢が伝わってきたり、読み手として優しい気持ちになれたりするのがいい。

 

そんなわけで、最近は、少し古くなった児童書ばかり読んでいる私であります

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久しぶりに埼玉へ

2024-10-03 20:29:40 | お出かけ

久しぶりに埼玉。

農業をやりたいという、貴重な人に畑を貸したのだが、どうなっているか、気になった。

 

久々なので、マリーゴールドの丘に行ってみた。

去年の晩秋、きれいなイルミネーションを見に行って以来、10か月ぶりだ。

しばらくぶりのマリーゴールドの丘だったが、その名にふさわしく、青々とした葉とオレンジ色の花が美しかった。

晴れていれば、写真写りもよく、もっときれいに撮れたことだろうなあ。

でも、緑とオレンジが思った以上にあざやかでよかったなあ。

 

さて、気になっていた畑は、見事に普通の畑になっていた。

マルチシートが張られ、苗が植え付けられていた。

大根など3種類の野菜を育てているのがうかがわれた。

畑の空いた土地には、セイヨウヒルガオが、変わった環境の中でも、かわいい花を咲かせていた。

また、この時期特有のヒガンバナも、まだきれいだった。

野菜の苗らしきものは、家の庭にも育苗ポットで育てられていた。

畑の借り主は出かけていて会えなかったが、がんばってやっているのが分かった。

本音を言えば、ほっとしたのが半分、変わってしまって残念なのが半分だった。

なにしろ、この何年もの間、よく除草作業したからね。

でも、新たに取り組み始めた方の、これからの農業事業の成功を祈って、埼玉訪問を終えたのであった。

 

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新潟シティマラソンの事前郵送物届く

2024-10-02 20:08:55 | RUN

昨日話題にした、新潟シティマラソンの事前郵送物が封筒で届いた。

なぜか封筒の下部が濡れていて、ボロボロになりかけていたが、無事に届いてよかった。

 

さっそく開けてみると、出てきたのは次のものたち。

今年もまた、何を送ったのかのあいさつも報せ文もなし。

それがないと、万一不備があってもわからないじゃないか。

毎年思うけど、こういうところが不親切だと思うんだよね。

 

ゼッケン、靴に付けるタグ、荷物入れの透明袋などがあった。

え?黄色い矢印のアイボリーカラーのものは何かって?

それはね、こうしてたたんであったのを広げてみると、わかるんだ。

ジャーン!トートバッグ!!

万代橋がデザインされている。

このバッグが、今回の参加賞。

参加賞がTシャツの大会が多いが、Tシャツは、あまりに多くなり過ぎた。

新潟シティマラソンでは、過去に、ランニング用のウエストポーチ、キャップなどを参加賞にした時もあったが、こういう少し変わったものがいい。

 

少し変わったといえば、ゼッケンですよ。

このゼッケン見てくださいな。

「50fox」ですよ。

この私の、ブログと同じネームなんですねえ。

しかも、なんとナンバーよりもニックネームがでかい!

ごせん紅葉マラソンでは、ナンバーより名前を大きくしているけれど、そのよいところを真似してくれたわけですね。

「グッジョブ!」です!!

 

ほかには、何枚もの広告チラシ。

これらは、特典があるわけじゃないから、特に入れなくてもいいと思ったけどね。

スポンサーががんばっているのがわかる、というところかな。

 

とりあえず、送付物を受け取って、大会に向けて気分は高揚してきたよ。

昨日に比べて、不安より楽しみの気分が多くなってきた、というところかな。

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