多賀大社門前の名物、「莚壽堂本舗・糸切餅」 です。
糸切餅は、材料が米粉と表示してある通り、おだんごの感触です。
筒状のお餅の中に、さらっとしたあんが入っています。
あんこは、塩味の効いたこしあんで、さっぱりしています。
それにしても、糸切餅の表面の真珠の様な輝きはどうして出るのでしょうか
傷のない真珠のような輝きの上に、青、赤、青と三筋の極細い線が引かれて、
美しいです。
※糸切餅の由来
糸切餅の三筋の線は元寇の時の蒙古軍の旗印を模したものです。
弓の弦に見立てた糸で旗印に見立てた餅を切ってあります。
刃を用いず悪霊を断ち切り、安寧と長寿を祈願するという意味のものです。
でも、なぜ蒙古軍なのか?
それは元寇の時、敵の旗印を作り、これを断ち切り多賀大社のほとりに埋納し、
勝利を祈ったことがあり、
これを里人が真似て弓づるで断ち切った糸切餅を作り、
神前にお供えしたのが始まりとされています。
莚壽堂本舗
滋賀県の湖東にある、「多賀大社」 に初めてお参りしてきました。
名神高速道路で、「多賀サービスエリア」 というのがありますが、
その近くにあります。
滋賀県では、有名で、初詣の人出も多い神社です。
伊邪那岐命(いざなぎのみこと)、 伊邪那美命(いざなみのみこと)を
お祭りしてあります。創建は古事記以前とされています。
この辺りは、大津市や草津市と違い、かなり雪が降った様で、
まだ新しい雪が、社殿の屋根に10数センチ積もっていました。
本殿前まで、列が出来ていて、しばらく並んで、ようやく、前まで
辿り着きました。
今回見た御神楽は、飛んだり跳ねたりと、なかなか激しい動きの
舞でした。今までは、静々と舞われるものばかりと思っていましたが、
こういう御神楽もあるんですね。
緑色や、橙色、紫と、色とりどりのおみくじがくくりつけられていました。