大英博物館展、神戸市立博物館で見て来ました。
NHKのネット会員になって初めて招待券獲得に応募したら、なんと、
当選したのです。
ビギナーズ・ラックでしょうか(^^♪
博物館は横幅がかなりあるので、道の向かい側に渡り、撮りましたが
私のカメラでは入り切りませんでした。
この辺りは、元外国人居留地でした。
フラワーポットに、「神戸旧居留地」とあります。
居留地に残る建物
さて、大英博物館展ですが、今回初めて
音声ガイドを利用しました。
深夜の番組「タイムスクープハンター」私も見てました。
あのワープする時の音が展示の解説それぞれに、
キューン!
いりません(*_*;
カタログから
古代エジプトの棺 紀元前600年頃
女性のために作られた棺です
女性の名はシェペンメヒュトさん、ある一家の女主人とか
この女性は大神殿で、シストラムという楽器を演奏していました
ミュージシャンなんですかね~♪
ところが、
なんと!
近年、CTスキャンによって中のミイラが男性だと分かったのです
更に、頭骨の中に医療器具のヘラが残されているのが分かりました
おそらく、防腐処理のため脳を取り出し、ヘラを置き忘れたのだろうと
推測されています
…
本来、棺の中に安置されるはずの女性ミュージシャンは
どうなったのでしょうか?
また、ミイラの男性は誰?なぜ?
ウルのスタンダード:紀元前2500年頃
ウルはシュメール人の都市で今のイラク
スタンダードは軍旗
ウルの人が、戦争の時これを軍旗のように掲げていたのだろうと
推測されていますが、判明はしていません
箱の表裏2面の写真です
上の写真が「戦争」 下は「平和」と呼ばれ
シュメール人を描いた最古の図のひとつです
どちらの図も王様がひときわ大きいですね
「平和」のパネルは、宴会を開く王の元へ、様々な物資が
運ばれる様子です
「戦争」のパネルには、ロバが引く戦車に敵が踏みつけられる残酷なシーンが
実際見て、細かい石や貝が張り付けてある、
モザイクで出来たきれいな箱のようでした
幅は50cm足らずのものです
ほんとは何に使われたんでしょうか?
これからの科学の進歩で謎が解き明かされることを待っています
ロゼッタ・ストーン 紀元前196年
エジプトの政府の法令が刻まれた石です
この石には同じ文言が3つの異なる言語と文字で刻まれています
上段 : エジプトの神官階級が使う伝統的な文字 「ヒエログリフ」
中段 : 読み書きの出来るエジプト人が日常的に使った 「デモティック」
下段 : エジプト政府の言語であった 「ギリシャ語」
古代エジプト文明解読の鍵となった、世界で最も有名な
エジプトの遺産のひとつです
この3つが印象深かったでしょうか
知人に、ヒエログリフのイラストの入った便箋で手紙をもらって以来、
あ~大英博物館に行きたいなあと思い始めたのですが、
ロンドンに行けるはずもなく…
今回、神戸で大英博物館展を見ることが出来、満足です。