四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

正月のうた・鏡ひらき

2006-01-11 20:47:39 | 俳句
鏡(かがみ)開きは、正月11日ごろ武家で男子は具足、女子は鏡台の飾り餅を割って雑炊やお汁粉にした伝統行事です。割るは切腹で、縁起が良い開きに言い換えたらしい。

♪澄まし汁かをる淑気を分かちあふ  駿
 
♪はつらつと躍(おど)る童(わらべ)の吉書かな  駿

♪獅子頭ぬいで眉目(びもく)の笑みのこす  駿

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みつまたの花

2006-01-11 20:26:40 | 生かされて今日
 ようやく寒がゆるみ、待望のお日様びより。蒲団を干してそれとばかりに探梅にしゃれ込む。田浦梅林は今上天皇がお生まれになった昭和9年に、お世継ぎ誕生を祝して作られたそうです。眼下には横須賀の海をのぞむ景勝地だ。梅はまだまだ蕾が粒の状態。三椏の花も可愛らしい小ささでした。枝が三つに分かれていますね。小春日和で息が継げました。
「探梅の心もとなき人数(にんず)かな」 松本たかし
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