四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

仲見世の空

2007-01-08 06:17:54 | 俳句
 ♪仲見世のそら繭玉(まゆだま)の睦(むつ)みあふ   駿

きらめく繭玉の空を善男善女がなごやかに金堂へ進みます。新宿や渋谷のとげのある混雑とは異なり、お正月のなごみが感じられました。
おだやかな浅草です。繭玉が揺れています。

 ♪露座仏も屋台に紛(まぎ)る三ヶ日   駿

読経が聞こえる金堂周辺はさまざまな屋台が占めて、お酒にビール、あま酒、焼き鳥に焼きそばで盛り上がります。
石文や句碑、露坐の仏も小さくなっていました。花よりダンゴです。
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