四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

今年最後の句会

2008-12-20 21:28:22 | 生かされて今日
 師走句会と横浜中華街での忘年会に18人の仲間が集まりました。雇用不安・経済不況のじわじわ締め上げるムードの歳晩を忘れて五七五に集中しました。
何はさておき元気で俳句を楽しめることに感謝し合いました。
私の好きな句をどうぞ。
 ♪冬病棟ナースキャップにあるお洒落   綾子
    私の「この一句」です。厳しい病棟に灯をともす看護婦さんの心根に敬意をはら    い、称えたいと思います。又、おしゃれを発見した作者の詩人の視点に敬服。
 ♪冬枯や割り切る事の早くなり     明
 ♪笑ひ皺もつと刻まん初鏡       寿美子
 ♪還暦のかろき扉や明の春       恵美子
私の句
 ♪少年の太き吉書の躍りけり 
 ♪新人賞の句友の墓前しぐれけり
 ♪柿たわわ印相まねる夫とゐる
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