四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

京の旅(その6)

2010-03-02 05:43:47 | 生かされて今日
 清水の舞台から石段を下ると三つの筋に流れる音羽の滝。ご利益を頂こうと小さな行列が出来ていました。皆華やいで長い柄杓で糸を引く聖水を受け止め飲み干しています。この長柄杓は使用のつど後ろのボックスで殺菌処理されている様子で、滝水を持ち帰るためのお椀も売られていました。昔はお坊さんが滝に打たれる行場だったのでしょう。
 京都の町中は駅舎も、神社仏閣も石段・階段が多く関東に比べるとエレベータやエスカレータが少ないので健脚向けの町と云えましょう。一日の行き先は少な目にして、荷物は持たず、時間に制約されず、バスの活用法を知ってが京歩きの基本だろう。
昔課税が道に面した間口を基準としたそうで、入り口が小さいウナギの寝床風が目立つ。また学生が多い街ですね。それに関西は禁煙・分煙のマナー意識が首都圏より浸透していないので歩きタバコにも寛容な感じでした。わが神奈川県は禁煙・分煙条例をはじめて去年制定しました。喫煙の生活習慣を変えるのは苦痛だろうが、遠くからでもくさい煙を吸わされる身にもなって下さい。
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