四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

京の旅(おしまい)清少納言

2010-03-07 07:27:17 | 生かされて今日
 京都駅から一駅JR奈良線の東福寺駅からのぼり坂を東山のふもとに泉涌寺(せんにゅうじ)をはじめて尋ねました。普段未公開の歴代天皇のご位牌や御座所、玉座等が公開されると聞いていました。ご近所では「みてら」と尊称されているそうです。大昔に弘法大師が庵を結ばれた霊地らしいです。檀家の方かボランチィアか親切に底冷えの中を説明してくれました。
 庭に苔むした清少納言の歌碑がありました。当時男しか読めなかった漢文も自在にする才女は、女官を辞めてからこの寺の近くに庵を設けておられた由。
百人一首にある歌が刻まれているそうです。
 「夜をこめて鳥のそら音ははかるとも
               よに逢坂の関はゆるさじ」
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