四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

ヨコハマ緋桜が咲きます

2010-03-18 19:21:14 | 生かされて今日
 今日は彼岸の入り、両親はじめわが身の遺伝子の中に詰まっておられる膨大な数のご先祖に感謝を捧げる時節となりました。正岡子規の俳句「毎年よ彼岸の入りに寒いのは」のように寒暖の差がジェットコースターに乗るごとくでしたね。
薄皮をはがすようにようやく春の訪れが体感されます。ご近所にある一本の横浜緋桜の開花が始まりました。
植物の名前にヨコハマを冠するのは2つだけだそうです。万作や花きぶし、玉椿やもくれんも咲きだし春爛漫へ一斉に動き出しています。
 進学試験や卒園式・卒業式に入社試験、昇進左遷の人事異動に引越しと喜びも悲しみも離別も弥生三月の恒例行事。失敗や敗北の方々は現実を受け入れ、めげて心の闇を引きずることなく春を感じて気分一新してください。朝が来ない闇夜はないのですから。トンネルの暗みから抜け出して総身に春の光を浴びましょう。
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