四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

京都を歩く(その5洛南)

2010-07-11 07:12:13 | 生かされて今日

 法界寺から平清盛の子ども平重衛(たいらのしげひら)のお墓があるというので、迷い歩いて選挙ポスターが貼られ立て込んだ住宅の道をゆく。ようよう公園にあるお墓に到着すると、ハラハラと梅雨が降り出して傘をさして合掌する。くちなしの花が空白のある如く咲いている。
 重衛(しげひら)は武勇の公達(きんだち)でしたが、一の谷の合戦で捕虜となり鎌倉へ連行されました。平家を倒した頼朝は、生け捕りされても落ちついた姿に心が動き、優遇したそうです。
しかし、奈良の東大寺、興福寺を焼いた大将として身柄を南都へ引き戻され、あわれにもこの近辺で切られました。妻との最後の別れが伝えられ、この雨はふたりの泪だったのでしょうか。南無妙法蓮華経

 P.S.
   今日は参議院選挙投票日です。棄権は危険です!
必ず投票に行きましょう。

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