今日15日は仏教徒の三大行事のひとつ「涅槃会(ねはんえ)」です。学説によりますと紀元前486年に釈尊はご入滅されたそうです。ヒマラヤの麓の小国の尊い皇太子でお子さんも一人(ラーフラ)を設けられましたが、生老病死の苦など人間の四苦八苦を乗り超えようと全てを捨てて出家されました。人間を救うための「大いなる放棄」といいます。それは即、私が揺るぎない幸せを掴むための放棄であり、私に人格完成をさせんがための涅槃であります。
法華経には『衆生を度せんがための故に 方便して涅槃を現ず。しかも実には滅度せず 常にここに住して法を説く』とあり、肉眼では見えませんが私たちの身近に常時見護っておられるのです。見返りを求めないおゝ親の慈愛です。
根本的な悟りに到達されたのは30才、以降50年に渡りおん足裏が板になるほどインド大陸を伝道されました。釈尊には得道の恩と伝道の恩とがございます。
日本には約千年かかって伝わり、聖徳太子のお陰様で法華経を骨格とした日本が創り上げられました。
涅槃像、寝釈迦の絵にはいきとし生けるもの、人間や動物が悲しみに転げまわる様子が描かれております。齢80歳で最後のお言葉は次のとおりです。
『もろもろの事象はうつろい、無常である。放逸に堕することなく、修行を成就せよ』 南無妙法蓮華経
法華経には『衆生を度せんがための故に 方便して涅槃を現ず。しかも実には滅度せず 常にここに住して法を説く』とあり、肉眼では見えませんが私たちの身近に常時見護っておられるのです。見返りを求めないおゝ親の慈愛です。
根本的な悟りに到達されたのは30才、以降50年に渡りおん足裏が板になるほどインド大陸を伝道されました。釈尊には得道の恩と伝道の恩とがございます。
日本には約千年かかって伝わり、聖徳太子のお陰様で法華経を骨格とした日本が創り上げられました。
涅槃像、寝釈迦の絵にはいきとし生けるもの、人間や動物が悲しみに転げまわる様子が描かれております。齢80歳で最後のお言葉は次のとおりです。
『もろもろの事象はうつろい、無常である。放逸に堕することなく、修行を成就せよ』 南無妙法蓮華経